島づくり海社の再生大賞受賞祝う 岡山
山陽新聞社など地方新聞45紙と共同通信社が地域活性化に取り組む団体を支援する「第6回地域再生大賞」で、岡山県内初の大賞に輝いたNPO法人「かさおか島づくり海社」の受賞報告会・記念祝賀会(同海社、笠岡市主催)が28日、同市のホテルで開かれた。
同海社は高齢化率6割を超える笠岡諸島で、デイサービスや幼児教育施設の運営、特産品開発など多彩な事業を展開。「人口減少に悩む地域の理想的なモデル」と高く評価された。
この日は、同海社の鳴本浩二理事長や三島紀元市長、松田正己山陽新聞社社長ら約100人が出席。鳴本理事長が「島民に寄り添いながら、島に住み続けられるような環境をつくって未来につなげる」とあいさつ。松田社長は「地域に住む人が住み続けたいと思う環境をつくれるのは地域の良さが分かっている人。素晴らしい取り組み」とたたえた。
引き続き、映像や写真で活動内容やメンバーの思いなどを紹介した。