岡山 中秋の名月を音楽とともに 県立博物館で演奏会 後楽園
中秋の名月と音楽を楽しみながら展示品を堪能してもらおうと、岡山市北区の県立博物館が15日、ギャラリーコンサートを開く。岡山フィルハーモニック管弦楽団から弦楽四重奏を招待。演奏が流れ、月の光に照らされた館内で展示品を鑑賞できる。入館料が必要だが、申し込みは不要。
この日は、滝廉太郎の「荒城の月」、ドビュッシーの「月の光」など、月にまつわる名曲が楽しめる。同館は1971年の開館以来、初めての夜間営業となる。コンサートが終わる頃に、岡山後楽園の延養亭の上に月が差し掛かる予定で、担当者は「名月と共に館内で鑑賞を楽しんで」と話す。
コンサートは15日午後6時20分~午後7時半。岡山市北区後楽園、県立博物館2階ホールで。問い合わせは同館(086・272・1149)。