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岡山 中心 グローカル 地域目線で、世界を思考していきたいですね!地域の紹介、世界の話題を考える。岡山県の善さをアピールしつつ・・そんな感じで・・ね。旅行、グルメ・B級グルメ・・、パワースポット・・、iPhone やAndroidに役立つ情報も・・(ジャニーズ ファンだった! あの日までは)

2017年06月

宮下酒造の「酒工房 独歩館」完成 岡山


 宮下酒造(岡山市中区西川原)が、本社敷地内に建設していたウイスキー蒸留所とレストラン併設の観光施設「酒工房 独歩(どっぽ)館(かん)」が完成した。増加する訪日客ら観光需要を呼び込み、自社ブランドの知名度向上や酒の魅力発信を図る。30日のオープンを前に29日、関係者らに公開された。 独歩館の本館は鉄骨2階延べ約800平方メートル。1階には独歩館限定で提供する同社初のウイスキーをはじめ、自社のビールや日本酒など100種以上の酒と料理を味わえるレストラン(42席)のほか、商品の直売所を開設。2階には団体客(20〜50人)に対応した会議室2室を設けた。 独歩館の新設に合わせ、本館北側の建物にウイスキー専用のドイツ製蒸留器(ポットスチル)を酒蔵から移設。「岡山蒸溜(りゅう)所」と名付け、本館の窓からレストラン利用者らが見物できるようにした。総投資額は約4億円。 営業時間はレストランが午前11時半〜午後9時、直売所は午前10時〜午後7時。水曜休み。初年度は3万人の来店、2億円の売り上げを目指す。 同社は近年、酒の輸出に力を入れており、アジアや欧州などの10カ国以上に輸出している。宮下附一竜社長は「観光が注目される中、岡山の酒文化を国内外に発信できる絶好の機会。酒造りの現場を見てもらい、酒に親しむきっかけづくりの場に育てたい」と話している。


岡山 知事が国道2号渋滞対策を要望


 国の2018年度予算編成に向けた岡山県と中国地方整備局による懇談会が29日、岡山市内であり、県側は国道2号(岡山市—倉敷市間)の渋滞対策や、水島港の物流機能強化を要請した。 伊原木隆太知事、整備局の丸山隆英局長ら約30人が出席。知事は「国道2号は慢性的に渋滞が発生し、県内産業や県民生活に支障をきたしている」と述べ、国道180号岡山西バイパスとの立体交差事業の早期着手などを求めた。 水島港に関しては、人工島・玉島ハーバーアイランドに飼料関連3社が相次ぎ進出したことから、大型貨物船が入港できるよう航路や停泊地の掘削を着実に進めてほしいと要請した。 丸山局長は、国が17年度から水島港の国際物流ターミナル整備に着手していることを踏まえ「水島港を利用する企業は西日本全域に広がっており、整備していく」と述べた。 県はまた、中国横断自動車道岡山米子線の全線4車線化、高潮・津波対策の予算増額なども求めた。

三菱自会長就任のゴーン氏「心配は無用」と強調…水島製作所視察 岡山 / 三菱自水島 次期軽12月にも試作

(「部品会社にはこれまで以上に競争力を高めることを求める」と発言も・・)

 三菱自動車水島製作所(倉敷市)を視察するために28日、昨年12月の三菱自動車会長就任から初めて来県したカルロス・ゴーン会長。一連の燃費不正問題に伴い生産が一時停止された同製作所を今後とも主力工場に位置付ける姿勢を示したうえで伊原木隆太知事をはじめ、同製作所周辺自治体の首長らとも信頼関係の構築に努めた。

 ゴーン会長は同日午後に県庁を訪問し、伊原木知事と約20分にわたって対談。終了後、伊原木知事は「三菱自動車の過去の実績から、優秀なサプライヤーが水島地区を中心に育ち、県にとっていかに大切な産業なのかを強調した」などと対話の内容を明かした。

 さらに「まだまだ水島の(生産への)キャパシティーは余っており、軽自動車や電気自動車のフル生産に役立ててほしい」と要望したのに対し、ゴーン会長からは「心配は無用。昨年をベースにサプライヤーからの調達額は3年後に6割増になると思っている」とする回答があり、好感触を得たという。

 三菱自動車の親会社、日産自動車の会長を兼務するゴーン会長はこの日、倉敷市など近隣市長らとの昼食会にも出席。燃費データ改竄を受けて一時軽自動車4車種の生産中止に追い込まれた主力拠点・水島製作所の再建に本腰を入れる姿勢を示し、地元の不安感の払拭に努めた。

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三菱自水島 次期軽12月にも試作

 三菱自動車水島製作所は28日、2018年度に市場投入し、同製作所で生産する次期軽自動車について、今年12月にも試作を始める方針を明らかにした。 次期車は日産自動車と共同開発している「eKワゴン」と「デイズ」の新型モデル。同製作所内の量産ラインで100台を試作するという。13年に発売した現行車は三菱自が中心となって開発したが、今回は日産側が開発と部品調達を主導している。 この日、軽の生産80万台を記念した式典で野村泰弘副所長が言及した。


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<三菱自動車>ゴーン会長、水島製作所を初視察 社員と気勢


 三菱自動車のカルロス・ゴーン会長が28日、同社の水島製作所(岡山県倉敷市)を初めて訪れ、生産現場を視察した。ゴーン氏は水島製作所について「年間生産台数を20万台から40万台にしたい」とフル稼働していく考えを明らかにした。一方、その後の地元首長との昼食会では「(生産増などで)地元部品メーカーのチャンスは広がるが、つかめるのは競争力のある会社だけ」とクギを刺したという。

 三菱自は昨年4月に燃費データ改ざん問題が発覚。水島製作所の主力自動車も一時生産停止に追い込まれた。三菱自は経営危機に陥り、ゴーン氏が会長を務める日産自動車の傘下に入った。会長にゴーン氏を招き、再建を進めている。

 ゴーン氏はこの日午前、水島製作所を訪問。職場の改善活動について説明を受けた。車両溶接ラインで機械のバッテリー交換を従来の2人から1人でできるようにした工夫を従業員から聞き、「素晴らしい」と笑顔を見せた。また、従業員の集会にも参加。約300人を前に「潜在力を実感した。これまで以上に成功すると確信している」と日本語であいさつし、社員と一緒に「エイ、エイ、オー」と気勢を上げた。

 その後記者団に対し、水島製作所での生産は三菱自・日産両社の軽自動車と、三菱自の小型スポーツタイプ多目的車「RVR」の2本柱とする考えを表明。「軽自動車の市場占有率は(両社で)12%。まだ改善できる。水島が今後数年間成長していくことは全く心配していない」と話した。

 視察終了後は倉敷市・美観地区の料理旅館に赴き、地元の市長や町長らと昼食を取った。出席した伊東香織・倉敷市長と片岡聡一・総社市長によると、ゴーン氏は今年度からの3年間で地元企業からの部品購入を2016年度比で60%増やしていく方針を披露した。ただ、部品会社にはこれまで以上に競争力を高めることを求めると発言したという。市内に多くの部品メーカーが集まる片岡市長は「活を入れられた思い。地元の社長さんたちに正確に伝える」と話した。

 この後、ゴーン氏は県庁を訪れ、伊原木隆太知事と非公開で面談した。終了後に報道陣の取材に応じた伊原木知事によると、ゴーン氏は「水島製作所や(県内の)下請け企業は素晴らしい。我々は軽自動車を中心にしっかり生産していきたい」と話した。

 夕方には中区のホテルで、県内の企業経営者ら約750人を前に講演した。企業が競争力を高めていくために必要なこととして、自社が作る商品の将来を見極めて明確なビジョンを持つことや、会社全体でビジョンを追求できる体制に変えていくことの重要性を強調。「人は変化を嫌う。なぜ変革が必要なのか、その目的をみんなで共有するように」と述べた。最後にトップを長く続けるためのポイントを問われ、「非常に単純。実績を上げることだ」と語りかけ、締めくくった。

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岡山空襲 (1945年6月29日) 72年、炎に不戦誓う  ◇市戦没者追悼式 1600人参列


岡山空襲(1945年6月29日)から72年となった29日夜、岡山市北区表町の城下地下広場で、ろうそくをともして犠牲者を悼む「ピースキャンドル」(市民有志による実行委主催)が行われ、参加した家族連れら約50人が平和の尊さを胸に刻んだ。 午後8時すぎ、紙コップに入れて床に並べた約500本のろうそくに次々と点火。「6・29」の数字とピースマークが浮かび上がる中、手に持ったろうそくにも火を付け、約1分間の黙とうをささげた。 空襲に遭った青山静さん(92)から体験談を聞く時間もあり、焼夷(しょうい)弾で火の海となった市街地を逃げ惑った当時の状況に耳を傾けた。 小学4年の男子児童(9)と訪れた主婦(47)=同市中区=は「北朝鮮がミサイルを発射するなど戦争の危険が近づいている気がする。子どもたちのためにも平和を守っていきたい」と話した。 ピースキャンドルは、岡山空襲の日に合わせて2005年から開いている。


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岡山空襲72年 平和かみしめ
 ◇市戦没者追悼式 1600人参列

 岡山市街地の約6割が焼失し、1700人以上が犠牲となった「岡山空襲」から、29日で72年を迎えた。市は戦没者追悼式を市民会館(岡山市北区)で営み、学生ら14人が犠牲となったノートルダム清心女子大学(同)でも慰霊の集会を開いた。戦争を体験した世代、知らない世代がともに犠牲者の冥福を祈り、平和への決意を新たにした。(加藤律郎、藤井竜太郎)

 市戦没者追悼式は1990年から実施しており、今年で28回目。空襲の犠牲者や戦地で亡くなった出征者の遺族ら約1600人が参列した。

 大森雅夫市長は「戦争の悲惨さと平和の尊さを語り継ぎ、安全・安心に暮らし続けられる岡山市とするため、たゆみない努力を続けていく」と誓い、祭壇に黄色の菊の花を手向けた。

 戦争を次世代にも伝えていこうと、市内の小中学生約170人も参列。代表の5人は壇上で「あらゆる核兵器が完全に廃絶されることを願い、平和で幸せな岡山市を築くため、不断の努力を続ける」とする、「平和都市宣言」を読み上げ、他の児童・生徒も遺族らとともに献花し、手を合わせた。

 兄2人を戦地で亡くし、自らも岡山空襲による焼夷しょうい弾で街が焼けるのを目の当たりにした同市北区の入江清子さん(77)は「家の近くの神社から、飛んできたB29が焼夷弾を落としていくのを見た。まるで花火のようだったが、街が焼き尽くされるのはつらかった。戦争は、やっちゃいけん」と目を潤ませた。

 岡山空襲の前にも爆撃はあり、同市南区の荒井信子さん(76)は家を焼かれた。当時の記憶はおぼろげだが、田んぼに焼夷弾が突き刺さっていたことは覚えているという。「父は出征先のビルマ(現在のミャンマー)で亡くなった。戦争を起こしても何も残らない」と話していた。

 ◇14人犠牲、慰霊集会 ノートルダム清心女子大

戦時中の学校の様子を伝えるスライド(岡山市北区のノートルダム清心女子大学で)


 ノートルダム清心女子大学では、学生や教職員約80人が学内の聖堂に集まった。

 太平洋戦争が激化していった当時、空襲を避けるために「白亜の殿堂」と称された白い校舎は黒く塗装されて被害を免れたが、学生ら14人が犠牲になったという。

 この日は「闇のあるところに光をもたらすことができますように」などと祈りをささげ、犠牲者を追悼。外国人のシスターがアメリカへ強制送還されるなどした当時の学校の様子を伝えるスライドも上映された。

 原田豊己学長は「空襲のことを知らない学生も多かった。これからも大学にとって大切な日にしていきたい」と話し、4年福富彩さん(21)は「次世代の私たちが平和の担い手として語り継いでいかなければならない」と決意していた。

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岡山の「観光の顔」に! 岡山後楽園バスの運行2カ月 岡山駅出て一目で分かる深緑色のバス
岡山駅 から 後楽園 シャトル バス



岡山の宇野自動車(岡山市北区表町2、TEL 086-225-3311)が岡山後楽園とJR岡山駅を結ぶシャトルバス「岡山後楽園バス」の運行を始めて2カ月が過ぎた。

 岡山駅1番乗場の岡山後楽園バス

 同バスは4月27日から運行を開始。岡山後楽園とJR岡山駅を結ぶ直通路線の導入は初めて。岡山大、岡山市、バス会社などでつくる「岡山まちとモビリティ研究会」で検討され、宇野バスを運行する宇野自動車が導入することになった。

 車体は同園をイメージしたラメ入りの深緑色。金色の「後楽園」の書体は、同園入り口のタクシー乗り場付近の石柱に刻まれた文字を取り入れた。同社の事務統括主任の道久花菜さんは「岡山駅を出て一目で分かるバスにした。案内窓口での説明はシンプルで伝わりやすくなった。導入してみると想定より利用者が多く、必要とされていたバスだと実感している」と話す。

 車内は35席。同社の路線バスを改装、緑色の座席は元の仕様を生かし、茶色のヘッドレストカバーを取り付けた。デジタルサイネージでは同園の見どころや運賃などを表示し、英語と日本語で説明する。英語、中国語などのパンフレットを設置している。

 同バスは岡山駅1番乗り場から岡山県立美術館、夢二郷土美術館を経て約10分で同園に到着。9時15分から17時45分まで30分ごとに運行。8月1日から始まる「岡山後楽園 幻想庭園」の開催時間に合わせて、増便と運行時間の延長も検討している。

 

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