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2017年07月

地域医療担う医師の理想像議論 岡山

 岡山県内の医師不足地域で働く医師の養成について考えるワークショップ(県地域医療支援センター主催)が30日、岡山市であり、地域医療に携わる病院長や医師、行政関係者ら約50人が、求められる医師像などを議論した。 参加者は6グループに分かれ、地域医療を担う医師像や若手を指導する側の医師に必要な能力について意見交換。グループごとに内容を発表し、情報を共有した。 医師像については、多職種、他施設との連携が求められることを踏まえ、人間性を重視する意見が多く、コミュニケーション能力や高い倫理観を備えることの必要性が指摘された。地域と関わりを持つことの大切さを訴える声もあった。 講師を務めた岡山大医療教育統合開発センターの万代康弘副センター長は総括のあいさつで「明確な目標を設定した学びの場を若手医師に提供し、その医師に対する評価を本人にフィードバックしながら指導を進めてほしい」と医療関係者に求めた。

旧深柢小の戦災復興資料を紹介 岡山空襲(1945年6月29日)


 岡山空襲(1945年6月29日)で校舎が全焼した旧深柢小学校(岡山市北区中山下)の戦災復興資料を紹介する企画展が、中央図書館(同二日市町)で開かれている。当時の写真や文書で、学校再建に取り組んだ住民らの熱意を伝えている。8月20日まで。 展示しているのは、市中心部の4小学校の再編で、旧深柢小とともに2001年に閉校となった旧内山下小跡地で保管されていた資料。昨年、旧4小の資料が同図書館に引き渡され、その中から被害が大きかったことなどから再建に最も時間を要した旧深柢小をテーマに取り上げた。 会場では、1947年に木造の仮校舎が建てられ、53年以降に鉄筋造りの本校舎に生まれ変わる様子を伝えるアルバムや文書など14点を展示。学校の職員や住民らが校舎整備を求めるため、51年に行った街頭活動の許可文書や、仮校舎完成後の49年の復興祭で、多くの住民の前でステージ発表をする児童の写真などが並んでいる。 岡山大1年の男子学生(19)は「木造校舎の図面から当時の様子が伝わってくる。戦災の記憶をつなげるためには、資料を伝えていくことも大切」と話していた。 無料。月曜休館。

岡山 30日から宗忠神社で七夕まつり

 宗忠神社(岡山市北区上中野)で30、31日の午後6時〜9時半、恒例の「七夕まつり」が開かれる。 東北三大祭りの一つ「仙台七夕まつり」から譲り受けた和紙製のくす玉(直径約80センチ)、吹き流し(約4メートル)を組み合わせた色鮮やかな七夕飾り約30本を参道などに飾り付ける。短冊を結び付けるササ約30本はライトアップする。 ホテルの食事券などが当たるくじ付きの短冊(3枚200円)の販売や約30の出店、特設ステージでのジャズ演奏もある。問い合わせは宗忠神社(086—241—0148)。

多色摺り体験、北斎の名作に挑む 岡山 特別展「傑作 浮世絵 揃(そろ)い踏み—平木コレクション」


 浮世絵版画の多色摺(ず)りを体験するワークショップが29日、特別展「傑作 浮世絵 揃(そろ)い踏み—平木コレクション」(山陽新聞社など主催)を開催中の県立美術館(岡山市北区天神町)で開かれ、美術ファンらが会場にも並ぶ葛飾北斎の名作「富嶽三十六景 神奈川沖浪(なみ)裏」に挑んだ。 版画家タイラコウさん(58)=岡山県里庄町=が講師を務め、午前、午後の2回実施。午前の部には事前に申し込んだ6人が参加し、タイラさんが彫った復刻版木8枚を使って制作した。 版木に絵の具と色つきを良くするためののりをのせてはけで伸ばし、和紙を置いてばれんでこする。タイラさんは「絵の具が散らないように、はけを静かに扱って」などとアドバイス。参加者は慎重にはけとばれんを動かして作業した。 最初に摺った輪郭に黄色、水色、青など色の数だけ7版重ねて完成。北斎が好きという県立中1年の男子(12)は「色が加わるたびに絵の印象が変わっていった。ばれんの力加減が難しく、人それぞれ仕上がりが違うのも面白い」と話した。 同展は8月27日まで。

夜空の大輪背に渾身の備前神楽 岡山

 江戸時代から300年以上の歴史を誇る成羽愛宕(あたご)大花火が29日夜、高梁市成羽町下原の成羽川河川敷で開かれた。午後8時の開始前から小雨が降ったがしばらくすると上がり、色鮮やかな打ち上げ花火と地元発祥とされる備中神楽(国重要無形民俗文化財)が共演。世相を映し出した仕掛け花火もあり、観衆を魅了した。 会場には、神楽の舞台・神殿(こうどの)が設けられ、太夫たちが渾身(こんしん)の舞を奉納。バックでは色とりどりの打ち上げ花火2千発が夜空に大輪を咲かせ、訪れた家族連れらを沸かせた。 住民手作りの仕掛け花火は全10景。地元の市成羽美術館で開催中の企画展に合わせた恐竜や、藤井聡太四段の活躍で盛り上がる将棋界にちなんだ将棋の駒、岡山県内にも乗り入れるJR西日本の豪華寝台列車・トワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)などの絵柄が次々と夜空に浮かび上がった。 夫婦で訪れた高梁市の農業の男性(45)は「神楽と花火が織りなす壮大な光景はここでしか見られない」と堪能していた。 成羽愛宕大花火は備北商工会など各種団体の実行委が主催。成羽藩時代の1704年(宝永元)年に始まったとされる。

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