岡山 星野仙一、平松政次両氏に岡山県スポーツ特別顕賞 野球殿堂入りの名投手
プロ野球でエース投手などとして活躍し、今年1月に野球殿堂入りを果たした星野仙一氏(70)=岡山県倉敷市出身=と、平松政次氏(70)=同県高梁市出身=に対し、同県はスポーツ特別顕賞を贈ると発表した。贈呈式の日時、会場は未定。
星野氏は県立倉敷商高、明治大を経て、中日では146勝34セーブをマーク。監督時代は中日と阪神で計3度のリーグ優勝、楽天では平成25年に自身、球団とも初の日本一を遂げた。
平松氏は県立岡山東商高時代に県勢唯一の甲子園優勝(昭和40年春)への原動力になった。プロでは大洋(現DeNA)で通算201勝を挙げて名球会入り。
県スポーツ特別顕賞は平成19年に創設され、五輪など国際大会で好成績を収めた県ゆかりの選手ら20人(延べ34人)を表彰。両氏の受賞は初。
野球殿堂入り以降、平松氏に対し岡山市は市民スポーツ栄誉賞、高梁市は市民栄誉賞を授与。星野氏には倉敷市が市文化章を11月3日に贈ることにしている。