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地域目線で、世界を思考していきたいですね! 地域の紹介、世界の話題を考える。岡山県の善さをアピールしつつ・・・そんな感じで・・ね。旅行、グルメ・B級グルメ・・、パワースポット・・、iPhone やAndroidに役立つ情報も・・

2018年02月

北朝鮮船が名前消して“瀬取り”、政府が国連に通報

 政府は、東シナ海で北朝鮮のタンカーが国連安保理で禁止されている物資の積み替え、いわゆる「瀬取り」を行っていると見られる現場を確認したと発表しました。タンカーの船体からは、名前が消されていたということです。

 外務省によりますと、24日夜、上海の東およそ250キロ沖合の公海上で、北朝鮮船籍のタンカーとモルディブ船籍のタンカーがライトをつけて横付けしていたのを、海上自衛隊の哨戒機が確認しました。

 北朝鮮船籍のタンカーは、アメリカが23日に発表した北朝鮮への制裁対象に指定されていますが、船体に表示されている名前が消されていたということです。

 政府は、国連安保理決議で禁止されている「瀬取り」の疑いが強いとして、国連安保理北朝鮮制裁委員会に通報しました。政府が「瀬取り」とみられる現場を確認したのは、今回で4回目です。

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北朝鮮・金正日氏と金正恩氏、偽名でブラジル旅券取得し使用か

 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)党委員長と父の金正日(キム・ジョンイル)総書記が、1990年代に偽名でブラジルのパスポートを取得し使用していたと報じられました。日本への渡航に使われた可能性もあります。

 これは複数のヨーロッパの治安関係筋がロイター通信に明らかにしたもので、パスポートのコピー画像を見ると金正日氏と金正恩氏が、共にブラジル・サンパウロ出身の別の名前の男性として登録されていることがわかります。在プラハのブラジル大使館のスタンプが押されたこれらのパスポートについて、ブラジルの関係筋はロイター通信の取材に対し、本物だと話していて、発給日は1996年2月26日となっています。金総書記らは、偽名が書かれたこれらのパスポートを使い少なくとも2つの西側諸国を訪れるためのビザを取得しようとしましたが、実際にビザが発給されたかはわからないということです。

 これらのパスポートは、日本・香港・ブラジルへの渡航に使用された可能性もあるとみられます。治安関係筋は、偽名のパスポート取得は金氏らの海外渡航に対する強い関心を示すもので、有事の際に避難先の確保のため使おうとしていたのではないかとみています。
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岡山がかわる? 旧岡山ビブレの2棟 3社が取得 (イオンリテールから総額約55億円)



岡山市に本社を置くアパレルメーカー、ストライプインターナショナルなど3社が、4年前に閉店した旧岡山ビブレのビル2棟を買い取ったことを明らかにしました。
複合商業施設などに生まれ変わる予定です。

岡山ビブレだった空きビル2棟を、所有していたイオンリテールから総額約55億円で取得したのは、岡山市に本社をおく3社です。
イオンモール岡山と高架橋でつながるA館をストライプインターナショナルが、隣接するB館を両備グループと源吉兆庵ホールディングスが取得しました。
岡山ビブレは、競合店の進出などで売り上げが低迷したため2014年に閉店し、跡地の活用が期待されていました。
A館は、アパレルや飲食などの店舗やホテル・貸しスペースの入った地上10階程度の複合商業施設に生まれ変わる計画です。
来月から解体工事に着手し、2021年以降の開業を予定しているということです。
また、B館には商業施設などが計画されています。

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旧岡山ビブレ跡地 ストライプ・両備・吉兆庵の3社が合同で再開発へ

 岡山市中心部の旧岡山ビブレが生まれ変わります。岡山市に本社がある3つの企業が再開発し、複合商業施設やホテルなどを建てることになりました。

 旧岡山ビブレの土地を入札形式で取得したのは岡山市に本社を置く、ストライプインターナショナルと両備グループ、源吉兆庵ホールディングスの3社です。
 3社合同で、イオンリテールから55億円で取得したと発表しました。

 旧岡山ビブレA館は、ストライプインターナショナルが再開発します。10階程度の複合商業施設を建設し、アパレルなどのテナントやホテルなどが入る予定です。旧岡山ビブレB館は、両備グループと源吉兆庵ホールディングスが再開発し、商業施設やマンションなどを建てる計画です。

 建物の解体工事は3月始まり、2021年以降の開業を予定しています。
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岡山ビブレ 地元3社が取得


閉店後の活用策が決まらなかった岡山市中心部のファッションビル、岡山ビブレをアパレルメーカーのストライプインターナショナルなど3つの企業が取得しました。
2021年以降、新たに商業施設などを開業する方針です。
岡山ビブレを取得したのは岡山市に本社を置くストライプインターナショナルと両備グループ、それに源吉兆庵ホールディングスです。
イオンモール岡山の開業に合わせ2014年に閉店した建物と土地をイオンリテールから55億円で取得したことをきょう明らかにしました。
来月から建物の解体に入り、イオンモールと歩道橋でつながる「A館」ではストライプインターナショナルが地上10階程度の複合商業施設の整備を目指します。
アパレルを含む物販・飲食テナントやホテルなどが入り、2021年以降の開業を予定しています。
一方、「B館」は両備グループと源吉兆庵ホールディングスが商業施設や事務所などの建設を検討しています。
ビブレの売却についてイオンリテールは「かねてからエリアにとってベストな方法を検討し、結果、売却という形になった」とコメントしています。
一方、購入したストライプインターナショナルは「岡山駅前エリアの更なる活性化に寄与したい」としています。

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旧岡山ビブレを3社が取得

 アパレルメーカー・ストライプインターナショナル(岡山市北区幸町)など3社は26日、閉店していた同所の大型商業施設・旧岡山ビブレ2棟を共同で取得したと発表した。それぞれ物販やホテル、住居などの複合施設を計画している。 他の2社は、両備グループ(同錦町)と菓子製造販売・源吉兆庵ホールディングス(HD、同幸町)。土地と建物を所有する流通大手のイオンリテール(千葉市)から、同日付で約55億円で購入した。 ストライプ社は、北側の旧A館(敷地面積約2500平方メートル)部分に10階程度のビルの建設を計画。1、2階はアパレルなど物販、飲食のテナント、6階以上にホテルと貸しスペースを整備する。3〜5階には本社が移転入居する。開業は2021年以降を予定している。 両備グループは、南側の旧B館の一部(同約3900平方メートル)に商業施設や住居の整備を予定。源吉兆庵HDは、残る約1500平方メートルに事務所や店舗が入る施設を検討している。西隣にある本社が手狭になっているためで、建物の規模や完成時期などは未定としている。 関係者によると、3月から解体工事に入る。ストライプ社の石川康晴社長は「複数の再開発計画が進む市役所筋のにぎわい創出に貢献したい」としている。 旧岡山ビブレは衣料品店や雑貨店、書店などが入居。10〜20代の若者層を中心に人気を集めたが、周辺施設との競争激化に伴い、14年5月に閉店した。

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岡山 <旧岡山ビブレ>再開発へ 地元3社、土地建物を共同で取得 商業施設、ホテルなど整備


 2014年に閉店した商業施設・旧岡山ビブレ(岡山市北区幸町)2棟について、アパレル会社「ストライプインターナショナル」(同区)など地元3社が26日、土地と建物を共同で取得したと発表した。2棟を取り壊し、商業施設やホテルなどとして再開発する。市役所筋を挟んで隣接するイオンモール岡山などとJR岡山駅東口のにぎわい拠点になると期待される。

 他の2社は、バス・不動産などの両備グループ(同)と和菓子の源吉兆庵ホールディングス(同)。所有者のイオンリテール(千葉市)から55億円で取得した。3月から1年5カ月かけてビルを解体する。

 ストライプインターナショナルは旧A館の敷地(2472平方メートル)に10階建て程度のビルを建設。1、2階はアパレルを含む物販や飲食テナント、3〜5階は同社の本社、6階以上はホテルやホールなどを整備する計画で、2021年以降の開業を予定している。同社は「岡山駅前の活性化と周辺の宿泊施設不足の解消に寄与したい」としている。

 旧B館の敷地のうち、3867平方メートルに両備グループがマンション、1530平方メートルに源吉兆庵ホールディングスが事務所や店舗の建設をそれぞれ検討している。

 岡山ビブレは前身のニチイ岡山店が1979年に開店し、86年からビブレとして営業。若者向けファッションのテナントが入居し客足を呼んだが、周辺の商業施設との競合で売り上げが低迷し、14年5月に閉店した。
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イオンも瀕死。ドラッグストアに客を奪われ没落する大手スーパー

以前掲載の記事「なぜドラッグストアの食品は安いのか? コスモス薬品の型破り戦略」等でもお伝えしたとおり、食品販売に注力するドラッグストアが売り上げを伸ばし続けています。フリー・エディター&ライターでビジネス分野のジャーナリストとして活躍中の長浜淳之介さんによると、その勢いはスーパーマーケットの市場規模に迫るほど、とのこと。ドラッグストアがスーパーの年商を上回る日は来るのでしょうか。長浜さんがさまざまなデータを分析しつつ考察します。

ドラッグストアの食品スーパー化が、イオンの衰退を招くか!?
ドラッグストアの食品スーパー化が加速している。食品販売の拡大によってスーパーマーケット、特にイオンを始めとする総合スーパー(GMS)の売上減に多大な影響を与えている。

日本チェーンドラッグストア協会によれば、昨年6月1日現在のおよその市場規模は6.5兆円(前年比5.6%増)、店舗数は1.9万店(前年比2.1%増)に達しており、「2025年に10兆円産業を目指し、その実現に向けて業界をあげて取り組んでおります」(日本チェーンドラッグストア協会・青木桂生会長、年頭所感)と鼻息も荒い。

ドラッグストアは2007年の市場規模約5兆円から、十年間で1.5倍ほども拡大している。10兆円ともなると、およそ13兆円でもう十年間停滞しているスーパーマーケットの市場規模に迫ってくる。スーパーは、2007年の約14兆円から漸減傾向なのに比して、右肩上がりのドラッグストアが中長期的にはその売上を抜くと考えられる。

日本はバブル崩壊以降長らくデフレに悩んでおり、スーパーの売上にはもろにその影響が及んでいるが、ドラッグストアは健康・美容への消費者の関心の高まり、高齢化社会への対応が成功して、成長軌道に乗っている。2017年の日本のGDP成長率が、デフレ脱却途上の前年比1.4%(名目)であることを考えると、いかにドラッグストアの成長率が高いかがわかるだろう。

もがき苦しむスーパー各社の現状
大型の総合スーパー(GMS)を、郊外を中心に展開するスーパーマーケット業界の雄、イオングループのイオンリテールは、このようなドラッグストアの攻勢に押されて15年2月期には営業損失16億4,600万円と赤字に転落。16年~17年には黒字へと転換したが、今期は再び赤字に陥っており、18年2月期第3四半期決算では215億9,700万円の営業損失で推移している。


イオンモール日の出(東京都西多摩郡日の出町)

昨年12月、今年1月の全店売上高がプラスになっているので、通期では巻き返して利益が出る可能性もあるが、これだけ全国にイオンモールを建設して巨大な売場面積を持ちながらも、もがき苦しんでいることは確かである。

スーパーマーケット業界2位のイトーヨーカ堂の18年2月期第3四半期決算も、営業収益が前年同期より3.1%減、営業利益も8.7%減と、厳しい状況にある。同3位のユニーに至っては、昨年11月にドンキホーテホールディングスに株式の40%を譲渡して業務提携を行っており、GMSの再生を諦めて「ドンキホーテ」の集客力に頼るべく戦略を転換している。

イオンをはじめとするGMSを脅かす存在として、コンビニ、食品スーパーが、地域に密着してきめ細かいニーズに対応し、顧客を奪ってきたが、新たにドラッグストアが参入してきた構図である。

最近、新しく増えているドラッグストアの傾向は、郊外、過疎地のロードサイド、生活道路沿いに大きな駐車場を有して、薬品、衛生雑貨、化粧品ばかりでなく食品を販売している。しかも、食品の売場面積が年々増える傾向があり、食品の売上比率が5割を超えるチェーンすらある。

青果、肉、魚といった生鮮はほとんど売っていないが、加工食品が全般に安い。スーパーに行かなくても米、パンから豆腐、ジュース、冷凍食品、乾物、調味料などひと通り揃い、缶ビール、缶チューハイのような酒類まで販売している。

マツモトキヨシ凋落の原因
このような新しい食品強化型店舗が伸びた結果、昨年にはドラッグストア業界各社の売上規模(連結ベース)で、22年ぶりに首位が入れ替わった。

新しく首位に立ったのは、「ウエルシア薬局」をメインブランドとするウエルシアホールディングス。17年2月期には売上高6,231億6,300万円、前年比17.9%増の大幅増となっている。店舗数は1,535店。ウエルシアの品目別売上高を見ると、食品の売上構成比は全体の21.2%で、医薬品・衛生介護品・ベビー用品・健康食品の22.2%に迫っている。医薬品だけなら食品のほうが確実に上回っている状況だ。



2位には、「ツルハ」をメインブランドとするツルハホールディングスが入った。17年5月期の売上高は5,770億8,800万円、前年比9.4%増とこちらの伸び率も2桁に迫る勢いである。店舗数ではウエルシアを上回る最大規模で、1,755店まで伸ばしてきた。

ツルハも食品強化の方針を打ち出している。直近の品目別の売上は明らかにされていないが、カップ麺、調味料、レトルト食品、缶詰などの保存性の高い加工食品ばかりでなく、乳製品、デザート、総菜などのチルド日配品が充実してきている。


マツモトキヨシ(訪日外国人インバウンド観光マーケティングより)

3位は「マツモトキヨシ」で著名なマツモトキヨシホールディングスが入り、1位から一気に転落してしまった。17年3月期の売上高5,351億3,300万円、前年比0.2%減。店舗数は1,555店となっている。店舗数も2位で、業界トップ企業とは言えなくなっている。

マツモトキヨシの小売事業の品目別売上構成比率では、化粧品が突出しており38.6%を占める。医薬品の32.2%よりも多く売っており、実態は半ば化粧品店である。そして食品は10.3%に留まっており、この食品の弱さが波に乗れなかった要因と目される。

マツモトキヨシの場合は、繁華街の駅前、駅ビルへの出店が多く、近年は主に中国人をターゲットとしたインバウンドで業績を伸ばしてきた。今期は中国への越境ECや新たな働く女性向けの新業態「BeautyU」の展開などで、盛り返してはいるが、美容に特化した独自路線が吉と出るか、凶と出るかは3年後、5年後を見てみないと判断しにくい。

4位は僅差で「サンドラッグファーマシーズ」をメインブランドとするサンドラッグ。17年3月期の売上高は5,283億9,400万円、前年比4.9%増。店舗数は1,070店となっている。

サンドラッグは2009年に、九州を基盤とするディスカウントストアのダイレックスを買収している。ダイレックスは敷地面積1,000坪、売場面積300~500坪という広大な郊外店にこだわっており、約1万6,000品目を扱い、一部の店を除き夜10時まで開いているので、共働きの夫婦でも利用しやすい。ディスカウントストアなので、もちろん食品の比率も高い。ダイレックスの売上は、2013年の約1,184億円から、17年には約1,799億円まで、4年間で1.5倍に急成長しておりサンドラッグの成長エンジンになっている。

5位には「ディスカウントドラッグコスモス」をメインブランドとするコスモス薬品がつけている。17年5月期の売上高は5,027億3,200万円、前年比12.4%と2桁増。店舗数は827店である。

コスモス薬品も九州を基盤とし「日本で初めて小商圏をターゲットとしたメガドラッグストアを多店舗展開するビジネスモデルを構築した」(同社HPより)としており、商圏人口1万人に対して、あえて売場面積2,000平方メートルまたは1,000平方メートルの大型店を構築。医薬品・化粧品のみならず日用雑貨、生鮮三品以外の食品等の消耗品を揃えて、その地域の住民にとって最も便利な店づくりを目指している。

このままの勢いだと、サンドラッグとコスモス薬品が、年商でマツモトキヨシを抜くのは時間の問題だろう。

ドラッグストアの「さらなる奥の手」
上位5社のうち、マツモトキヨシを除く4社は皆、同じようなビジネスモデルを擁している。郊外型の大規模店を主力に出して、小商圏のデイリーニーズを独り占めにしにいくタイプの店である。

イオンモールは全国に145ほどあるが、車で1時間、2時間移動しなければ行けない人も多い。休日には賑わっても、平日はガラガラなケースがほとんどだ。食品のようにデイリーに必要なものは、わざわざ道路やレジの渋滞に巻き込まれる大変な思いをして、週に一度イオンモールで買いだめしなくても、家のすぐ傍の店で十分に間に合うだろう。

今までコンビニと地域の食品スーパーが、日常のニーズを埋めてきたが、そこにドラッグストアが加わり、消費者としては選択肢が広がった。イオンモールの中にある巨大なスーパーに敢えて足を運ぶ必要性が、薄れてきたということなのである。

以下、10位まで駆け足で見ると、6位「スギ薬局」のスギホールディングス、4,307億9,500万円、3.8%増、1,048店。7位、「ココカラファイン」、「セイジョー」、「セガミ薬局」などのココカラファイン、3,772億300万円、1.1%増、1,304店。8位、「カワチ」のカワチ薬品、2,664億2300万円、2.2%増、311店。9位、「ドラッグストア クリエイト」のクリエイトSDホールディングス、2,473億4,100万円、6.7%増、541店。10位「クスリのアオキ」主力、クスリのアオキホールディングス、1,887億4,400万円、16.8%増、386店、と続いている模様だ。

カワチ薬品、クリエイト、クスリのアオキのように店舗数が少なくて売上高が上位にあるチェーンは、郊外型の小商圏独占タイプの店が主力である。

こうしてドラッグストア業界のトップ10を並べてみると、上位10社中で9社が増収。しかもウエルシア、コスモス薬品、クスリのアオキの3社が2桁増である。

ちなみにドラッグストアの6.5兆円の市場規模は、百貨店と既に同規模だ。また、コンビニの市場規模は11兆円ほどであり、前年比4.1%増の伸び率となっている。従って将来的にはドラッグストアは、コンビニと小売の覇権を争うほどのポテンシャルを秘めていると、言えるのではないだろうか。

食品強化は、マツモトキヨシを除くほぼ業界の全社が目指す方向性と言っても過言ではなく、都市の駅前の「セイジョー」、「セガミ」など小型店が多く食品の売上構成比が10.8%に過ぎないココカラファインでも、戦略的に食品を拡大している。

ココカラファイン17年3月期では、品目別の粗利益率は医薬品39.0%、健康食品34.6%、衛生品27.9%、化粧品27.4%、日用雑貨19.9%、食品11.7%で、これだけ見ると食品を強化する妙味はないように思える。しかし、食品は客数増に貢献している。この食品の粗利益率の低さをどうカバーするかが、経営の腕の見せ所で、サンドラッグのようにプライベートブランドの拡張で流通の中抜きをして、利益を上げようとする試みがある。

さらなる奥の手は、調剤薬局を併設することだ。これを最も進めているのはウエルシアで、調剤併設店は1,025店(前年から131店増)、調剤併設率は66.9%(前年比6.0%増)に及ぶ。調剤売上高は約975億円(前年比27.5%増)で、調剤薬局チェーンのランキングでも6位に入ろうかという勢いだ。将来的には首位に立つ可能性すらある。

消費者にしてみれば、調剤薬局で薬を調合してもらっている間に、食品などの買物ができるメリットがある。高齢者にしてみれば、流行に敏感なファッション衣料や雑貨の専門店を山ほど揃えたイオンモールよりも、非常にありがたい店になっているのだ。

ウエルシアではコンビニのように公共料金の支払いもでき、スーパーによくあるアルカリイオン水の無料サービスもあるといったように、さまざまなサービスを取り入れている。

ドラッグストアに死角はあるのか
さて、このように成長率が高く死角がないように見える、ドラッグストア業界であるが、薬剤師の不足が深刻化してきている。

2012年に薬学部4年制から6年制への移行による初めての国家試験が行われたため、一時的な薬剤師不足が生じたが、28校もの大学に薬学部が新設され、いずれ薬剤師は過剰になると言われていた。しかし、ドラッグストア業界の成長もあって、実際は薬剤師の求人の張り紙があちらこちらの店舗に張ってあるのが現状だ。

ドラッグストア業界では初任給で月給25~30万円と言われ、ウエルシアでは月給約43万円(年棒制のため賞与分を含む)と、かなり厚遇で迎えているが、薬剤師が調剤以外の仕事をする機会も多く、それを快く思わない薬剤師もいる。調剤以外の仕事とは、かぜ薬、胃腸薬、傷薬など家庭用常備薬に関して顧客の相談に乗る、品出し、POP作成、店によっては食品や化粧品も含めたレジ打ちまでするケースもある。

市販薬の知識は、調剤では得られないので、薬剤師でも幅広く医薬品の知識を身につけたい人にとっては向いた職場だ。しかし、顧客対応が苦手な人には勤まらない。人手不足だからと、レジ打ちにまで駆り出すと、アルバイトのように扱ったと辞めてしまいかねない。

ドラッグストアでは夜の9時、10時と遅い時間まで調剤を営業している店が多く、長時間労働になりがち。年収が高くても遅い時間まで働かせると、嫌がられて離職される確率も高くなる。また、薬剤師には女性も多いので、産休・育休の考慮、子育てのために一旦仕事を辞めていた薬剤師の再雇用も必要となる。このように薬剤師の人材確保が、課題となってくるだろう。

以上、論じてきたように、イオンを始めとするGMSの顧客を容赦なく奪っているドラッグストア業界であるが、実はその最大手ウエルシアは、イオンの連結子会社である。2014年11月にイオンが株式公開買い付けを実施し50.1%の株を保有するようになった。

その意味では売上が移転しただけではあるが、セブン&アイ・ホールディングスの主力2社のうちのコンビニチェーン「セブン-イレブン」が、GMS「イトーヨーカ堂」を脅かしているのと似たような構図になってきた。

ウエルシアの店舗では「Tポイント」カードによる販売促進を行っている。イオンの「WAON」カードの普及には寄与していない。また、ウエルシアの店舗に行っても、イオンのプライベートブランド「トップバリュ」の製品はほとんど見ない。

セブン&アイの2社では、「nanaco」カードによる販売促進、プライベートブランド「セブンプレミアム」の品揃え強化で、足並みが揃っているのと大きな違いだ。

背景として、ウエルシアの場合、イオンが買収した会社というのがあるが、今後ウエルシアの勢いがさらに増すと、イオンモールのみならず「WAON」も「トップバリュ」も衰退していくリスクがある。そうなるとイオングループ全体の売上や利益率はウエルシアのおかげで高まるかもしれないが、イオンのブランド力自体はどんどん低下していくのではないだろうか。

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CDやDVDネット購入1位は 岡山 リアル店舗少ない? 県民性?

 岡山県民はCDやDVDを購入する際、インターネットの通信販売を全国で最もよく使う―。日本通信販売協会(東京)が実施した全国アンケートで、こんな結果が出た。専門家は、県内にCDを扱う“リアル店舗”が少ないのが一因と推測。ネットオークションなどの利用率も全国2位となり、ネットでの買い物を好む県民性が浮かび上がった。

 アンケートは昨年9月、過去1年間に通販を利用したことがある全国の20~60代の1万人に実施。日頃の活用状況を尋ね、都道府県別に比較した。

 CDやDVDを買う際、ネット通販とリアル店舗のどちらを利用するか聞いたところ、岡山県民は30・4%が「ほとんどネット通販」と回答。全国平均の23・6%を上回り、47都道府県の中で最も高かった。「ほとんど実際の店舗」と答えたのは21・7%。残りは「どちらも同じ程度」「購入しない」などだった。

 全国的には、岡山を含む30都道府県で、ネット通販での購入率がリアル店舗を上回った。広島、香川など12県は店舗を利用する人の方が多く、5県は両者が同じ割合だった。

 同協会の依頼で結果を分析した統計サイトの運営者・久保哲朗氏は「岡山県はピアノ普及率が全国4位になるなど音楽への関心が高い地域」と指摘。一方、人口に対する楽器・CD・レコード店舗数が全国36位にとどまり、「リアル店舗の少なさがネット通販での購入率の高さにつながっているのでは」と推測している。

 同調査で、岡山県はネット上のオークションやフリーマーケットの利用率が51・0%と、トップの京都府(53・0%)に次いで高かった。ネット通販のセールを利用する割合も36・0%で全国5位に入り、ネットで買い物をする人の多さが目立った。

 同協会は「岡山県は大学生が多いことも、高いネット利用率に結び付いているのかもしれない。それぞれの県民性を知って、マーケティングなどに生かしてほしい」としている。

岡山 吉備線LRT化構想 費用分担など3者大筋で合意

 実現に向け大きく前進しました。JR吉備線を次世代型の路面電車にするLRT化構想で、岡山市と総社市、JRの3者が費用の分担などについて大筋で合意しました。

 23日、岡山市の大森市長と総社市の片岡市長がJR西日本本社を訪れ、来島達夫社長と話し合いました。そして、全体の事業費や費用の負担割合について大筋で合意しました。具体的な数字は明らかにしていません。

 LRTとは乗り降りしやすい路面電車を使った交通システムのことです。
 JR吉備線は路面電車化し、駅を増やすことで利用客の増加が見込まれていて、試算によると初期投資は175億円、年間運行経費は8億円です。

(記者)
「現在の運行は1時間に2、3本ですがピーク時の本数を増やすことも検討されています」

 基本計画素案には、運行本数を1時間あたりピーク時で最大8本、平常時も4本と現在の倍に増やすことなどが盛り込まれています。

(東京から帰省中の男性)
「本数は増えた方がいいと思う。東京いると、時間気にせずここ(駅に)これるところを、こっちでは時間見て来ながらっていうか」

(若い利用者)
「狭かったり、きゅうくつだと高齢者の人も大変だと思うんで、もう1両増えたりしたらいいのかな」

 JR吉備線のLRT化に向けて3者は3月中に再び話し合う予定です。

(岡山市/大森雅夫 市長)
「これからの公共交通の重要性、そして岡山総社間の沿線の利用者のために我々としては全力を尽くしていきたい」

福山雅治さんのオーラすごかった 「マンハント」極秘岡山ロケ裏話


 公開中の巨匠ジョン・ウー監督の最新作「マンハント」。2016年秋、蒜山地区や旧片上鉄道などで行われた岡山ロケはダブル主演の福山雅治さん、チャン・ハンユーさんら人気俳優が臨み、混乱を避けるため“極秘”で進んだ。現場の雰囲気やロケ地選定の裏話を、エキストラで参加した劇団員や誘致した自治体職員に聞いた。

 映画は、日本の製薬会社の顧問弁護士(チャン)が、社長秘書の殺人容疑を着せられ逃走。後を追う大阪府警の刑事(福山)は次第に事件に違和感を覚え、2人が手を組み真相を解き明かしていく、というストーリー。

 「SFチックな雰囲気」「試験管や薬品瓶など、カメラに写らない細かな部分まで演出されていた」。岡山市が拠点の「岡山劇団SKAT!!」の綿谷みずきさん(25)、天野嵩晟さん(33)は、同市近郊の倉庫内に組まれた製薬会社の研究室などの緻密なセットに驚いた。一部は2階建てで、自動ドアも実際に開閉するこだわりぶり。

 綿谷さんは研究施設内で実験のため運動する役どころ。「3日間エアロバイクをこぎ続けて大変だった」と振り返る。天野さんは「こっちに来い」というせりふとともにチャンさんの背中を押す警備員役。「体格が良くて押してもなかなか動かなくて。チャンさんから、もっと強く押すよう言われた」

福山雅治さんのオーラすごかった 「マンハント」極秘岡山ロケ裏話
エキストラ出演した天野さん(左)と綿谷さん。「本番は緊張感が漂っていたけど、撮影の合間は雑談して和やかな雰囲気だった」と振り返る
 ウー監督の直接指導はなかったが、スタッフから動くタイミングなど細かく指示を受けた。2人は「世界的な監督の撮影現場に立ち会え貴重な経験になった」と口をそろえる。

 撮影は当初熊本県で行う予定だったが、地震の影響で急きょ変更。全国の牧草地を探す中、真庭市蒜山地区に白羽の矢が立った。

 同市産業政策課の栢野美圭さんは「起伏があり、周囲に人工物がない、一般の人が立ち入れないなど、いくつかの条件があった」と話す。スタッフが現地を歩き、選ばれたのは5万3千平方メートルにも及ぶ広大な土地。「監督も一目見て気に入ってくれたようです」

 事件の鍵をにぎる謎の美女が暮らす牧場―との設定で、一軒家や馬小屋を建て、主演2人と殺し屋が銃撃戦を繰り広げた。

 美咲町の旧片上鉄道吉ケ原駅は、もともとは台本になかった場面を撮影した。「ロケハン(撮影場所探し)に訪れた監督が、その場でシーンの説明を始めた」と同町産業建設観光課の川島聖史さんは明かす。1日だけの撮影にもかかわらず、スタッフは約260人。「カメラの前に立った福山さんのオーラはすごかった」と言う。

 駅は「日本のどこか」という設定だったが「吉ケ原」の名を残すことになり、撮影用に駅名板が作られた。「気に入ってくれた証拠だと思う。ウー監督に認められた場所だとPRしていきたい」と話した。

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