岡山県「ハレウッド」新動画公開 復興への思いブルゾンさんらPR /岡山県知事が嵐にラブコール、被災3県ライブ熱望 (岡山、広島、愛媛)
岡山県をPRする動画「ハレウッドムービー」の新作が完成し30日、県の特設サイトで公開が始まった。西日本豪雨からの復興への思いが込められており、東京・新橋の県アンテナショップで発表会が開かれた。
岡山県「ハレウッド」新動画公開 復興への思いブルゾンさんらPR
「ハレウッドムービー」の新作をPRする(左3人目から)ブルゾンさん、伊原木知事、前野さんら=東京・新橋
新作「となりの岡山田くん」は、2018年7月に大雨が降り、傷ついた郷土を盛り上げようと、高校生がPR動画の制作に立ち上がる筋立て。主役の岡山田くんを演じた高校3年山田晨介(たつのすけ)さん(新見市)らオーディションに合格した5人を配役した。
発表会には監督を務めた倉敷市出身の俳優前野朋哉さんや岡山市出身で特別出演したタレントのブルゾンちえみさん、伊原木隆太知事らが出席。ブルゾンさんは「岡山の魅力が詰まった動画に元気をもらい、復興を頑張っていきましょう」と呼び掛けた。
県のPR動画は17年度から制作され、5作目。西日本豪雨のため制作を一時中断し、復興をテーマに構成した。
■「嵐」は被災者を勇気づけた、知事が感謝
伊原木隆太知事は30日、西日本豪雨の際に支援を受け、2020年末での活動休止を発表した人気アイドルグループ「嵐」について「被災した皆さんを勇気づけ、元気にできる力を持つ方に来ていただいた。本当にありがたかった」と感謝した。県PR動画の発表会後、記者団に語った。
嵐のメンバーは昨年7月の豪雨後、岡山、広島、愛媛の3県を訪問。岡山には二宮和也さんが訪れ、倉敷市で避難所の被災者を励まし、知事に義援金5千万円を託した。
知事は、二宮さんが報道陣のいない場面でも職員らに丁寧に接していたと振り返り、「できることはやろうという思いが伝わってきた。そういうことも含め愛されている。何らかの形で(お礼の)思いを伝えられれば」と話した。
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岡山県知事、西日本豪雨で復興支援受けた嵐に「恩返ししたい」被災地コンサートも要望
岡山県の伊原木(いばらぎ)隆太知事が30日、都内の「とっとり・おかやま新橋館」で行われた「ハレウッドムービー ワールドプレミア2019」に出席。昨年7月の西日本豪雨によって同県などが大きな被害を受けた際、復興支援に尽力した人気グループ「嵐」に、「恩返しをしたい」と思いを語った。
大雨特別警報が出された西日本豪雨は、岡山、広島、愛媛の3県を中心に220人以上の死者が出るなど甚大な被害をもたらした。被災直後の昨年7月23日、メンバーの二宮和也(35)が岡山県庁を訪れ、西日本豪雨の復興支援のため、義援金5000万円の目録を伊原木知事に手渡した。さらに避難所になっている岡山県倉敷市真備町地区の小学校も訪問し、子供たちのサインに応じ、励ました。一方、松本潤(35)は広島、愛媛両県に義援金を送り、避難所を訪問した。
伊原木知事はこの日、「びっくりしたのが、(二宮は)お若い方で、ものすごい人気者だというのは分かっていたんですけど、雰囲気、目つき、言葉使いから『応援したい』という気持ちが伝わってきた」と振り返った。「私自身、勇気づけられた。(被災した)皆さんの表情も我々職員が行った時と全然違う。コンサートのチケットも取れないような人が来て励ましてくれた。お会いした二宮さんは、特別に元気づけることができる方だった」と感謝した。
当時、知事との会話の中で、二宮は「何かできることがないかと思って飛んで来ました。できれば、これからも気にして関わっていきたい」と話していたという。撮影がないところでも、「『勇気づけたい』という思いが伝わってきた」。
今月27日、2020年末をもって活動休止を表明した嵐に対して、伊原木知事は「被災3県でコンサートをしていただければ、皆さんが喜ばれるだろうなと思う」と胸中を明かした。さらに岡山県として、「何かご一緒させていただける機会があればうれしい。我々はいかようにでも対応できる。その思いがあることを伝えたい」と話した。
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復興支援に感謝カンゲキ!岡山県知事が嵐にラブコール、被災3県ライブ熱望
豪雨被災地から嵐へラブコール! 岡山県の伊原木(いばらぎ)隆太知事(52)が30日、東京・新橋の「とっとり・おかやま新橋館」で行われた岡山PRイベントに参加した際、2020年末で活動休止する嵐に「恩返しがしたい」と熱い思いを吐露。昨年7月の西日本豪雨で大きな被害を受けた直後、復興支援してくれた“恩人”に「被災3県でコンサートをしていただければ」と全面バックアップを約束した。
2020年12月31日をもって無期限活動休止する嵐に、伊原木知事が「活動休止のニュースはびっくりしたけど、恩返ししたい」と熱いラブコールを送った。
岡山、広島、愛媛の3県を中心に、220人以上の死者を出した昨年7月の西日本豪雨。嵐のメンバーは被災直後に現地入り。岡山県には二宮和也(35)が訪問し、復興支援のための義援金5000万円の目録を県庁で同知事に手渡した。
二宮は当時避難所になっていた倉敷市の小学校も訪れ、喜ぶ子供たちの求めに応じてサインで激励。松本潤(35)は広島、愛媛両県に義援金を送り、避難所で地元の人々と触れ合った。
報道カメラのない場所でも協力を惜しまなかった二宮の姿をイベントで振り返った伊原木知事は「だからこそ、嵐はあれだけ愛されていると分かった。急速にファンになった」と改めて脱帽した。
今度は岡山が恩返しする番とばかりに「被災3県でコンサートをしていただければ、多くの方が喜ぶでしょう」と提案。嵐が今年12月まで続ける20周年イヤーを記念した5大ドームツアーの日程に被災3県は含まれておらず、「(時期は)いかようにも対応できる。何かご一緒できれば」と呼びかけた。
嵐と言えば、2015年に東日本大震災の復興支援を掲げ、宮城スタジアムで4日間にわたる野外コンサートを開催し、20万人を動員。また、昨年大みそかのNHK紅白歌合戦の企画で東日本大震災による原発事故の被災地、福島・飯舘村をメンバー全員で慰問した。
ほかにも、日本列島のさまざまな被災地にも寄り添ってきた。それだけに、活動休止前のファンと触れ合う最後の機会のひとつとして被災地コンサートが実現すれば、これまで以上に大きな希望を与えるはずだ。
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ハレウッドムービー新作動画が公開
晴れの国・岡山をPRする動画、「ハレウッドムービー」の第3弾がきょうから公開となりました。
豪雨災害に見舞われた岡山を高校生たちが盛り上げる青春ストーリーです。
きょうから公開されたハレウッドムービーの新作動画「となりの岡山田くん」。
出演はオーディションにより119人の中から選ばれた5人のハレウッド俳優たち。
主演は新見市の高校3年生、山田晨介さんが務めました。
豪雨災害に見舞われた岡山を盛り上げるため高校生たちが力を合わせPR動画を制作する青春ストーリーとなっています。
また、きょうは東京のアンテナショップで動画の新作発表会がおこなわれました。
伊原木知事のほか、監督を務めた倉敷市出身の前野朋哉さん、それにハレウッド俳優たちとともにブルゾンちえみさんが動画の見所をPRしました。
きょうから公開されているハレウッドムービー新作動画「となりの岡山田くん」は、晴れの国おかやま特設サイトで楽しむことが出来ます。