岡山 蒜山高原でヨーグルトサミット 「全国ヨーグルトサミット」
国内有数のジャージー牛の産地で乳製品の生産がさかんな岡山県真庭市の蒜山高原で、魅力あるご当地ヨーグルトを作っていこうと、「全国ヨーグルトサミット」が開かれています。
「全国ヨーグルトサミット」はことしで2回目の開催で、真庭市蒜山の会場には全国各地の酪農関係者や乳製品メーカーの職員、それに酪農を学ぶ学生など合わせておよそ250人が集まりました。
サミットでは乳酸菌の研究を専門とする大学教授が講演し、アフリカやモンゴルなど世界各地の伝統的なヨーグルトを紹介し、それぞれの地域の食生活に合わせた、特色あるご当地ヨーグルトを作ることが大切だと訴えました。
このあと、地元蒜山や熊本県などの乳製品メーカーの職員たちがヨーグルトの原材料へのこだわりなどについて紹介したりご当地ヨーグルトを地域活性化にどうつなげるか意見を述べ合ったりして交流を深めていました。
29日はサミットの一環として、蒜山上福田地区の特設会場で北海道から熊本県まで全国19のご当地ヨーグルトが販売される物産展が開かれることになっています。
時間は午前9時30分から午後3時までです。
「全国ヨーグルトサミット」の実行委員会の会長を務める真庭市の太田昇市長は「おいしいご当地ヨーグルトを多くの人に味わってもらい、蒜山のすばらしさを全国に発信したい」と話していました。