岡山市はインフルエンザの症状が重症化しやすい高齢者に対し、ワクチンの接種を無料で行うことを明らかにしました。
会見で大森市長が発表したものです。
対象となるのは満65歳以上の市民で、協力する市内の医療機関でインフルエンザワクチンの接種を無料で受けることができます。
期間は来月1日から12月31日までです。
厚生労働省は今年、過去5年で最大となる約6300万人分のワクチン供給を予定しています。
また、市が8月に行った「スマホ決済で20%を還元する取り組み」では、利用額が35億7000万円で4億6300万円が市民に還元されたということです。
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岡山 インフルワクチン確保で要請
インフルエンザが流行する冬を前に、岡山県市長会は県に対し、新型コロナウイルスとの同時流行に備えて、県内で必要な量のインフルエンザワクチンを確保するよう求めました。
29日に県庁を訪れたのは、岡山県市長会の会長を務める総社市の片岡市長です。
伊原木知事に提出したインフルエンザ対策に関する緊急要請書では、新型コロナウイルスとの同時流行に備えて、県内で必要な量のインフルエンザワクチンを確保するとともに、ワクチンの優先接種の対象となる人や、接種が始まる時期などを県民に広報するよう求めています。
要望書を受け取った伊原木知事は「重症化のリスクが高い人が守られるように、しっかり取り組んでいきたい」と述べました。
厚生労働省は、ことしは過去5年で最大になるおよそ6300万人分のインフルエンザワクチンを供給することにしていて、重症化しやすい65歳以上の高齢者を対象にした優先的な接種が、10月1日から始まるほか、それ以外の人は10月26日から接種を受けられます。
総社市の片岡市長は「ワクチンが足りなくなったり、自治体によって供給に偏りが出ることがないように、県は国や医療関係者に働きかけをしてもらいたい」と話しています。
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