岡山県議選 /  岡山市議選

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岡山県議選、投票率は過去最低

12日行われた岡山県議選の投票率は44・79%(男44・58%、女44・98%)で、過去最低だった2003年の49・88%を5・09ポイント下回り、ワーストを更新した。立候補者数が過去最少になったこともあって盛り上がりに欠け、関心は高まらなかった。
 無投票の6選挙区を除く13選挙区の当日有権者数は132万6955人(男62万9899人、女69万7056人)。投票者数は59万4309人(男28万807人、女31万3502人)だった。
 選挙区別で投票率が最も高かったのは美作市・英田郡の62・49%。浅口市・浅口郡58・89%、真庭市・真庭郡57・77%と続いた。残る10選挙区は5割を切り、最低は倉敷市・都窪郡の41・02%。
 期日前投票は有権者の13・43%に当たる17万8199人で、前回(14万5217人)の1・23倍に増えた。
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岡山市議選投票率が過去最低更新

12日投開票の岡山市議選は全4選挙区で、新たな議員の顔ぶれが決まった。人口減少と高齢化が進む中で、今後4年間の地域を担う新議員たち。有権者の期待と多くの課題を背負いながら、「地方創生」の道筋を探ることになる。
 
 岡山市議選の投票率は過去最低を更新し、43・44%(男42・92%、女43・91%)で、ワーストだった前々回(2007年)の45・40%を1・96ポイント下回った。定数減で候補者同士の議席争いは激しかったが、有権者の投票行動には十分結び付かなかった。
 選挙区別に見ると、北区42・76%(前回48・66%)、中区42・91%(同47・17%)、東区47・75%(同50・10%)、南区42・56%(同46・93%)で、全区とも前回を下回った。
 当日有権者数は55万4595人(男26万1742人、女29万2853人)。投票者数は24万926人(男11万2343人、女12万8583人)。期日前投票をしたのは有権者数の11・9%に当たる6万5773人で、前回の5万5520人から大幅に増えた。
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岡山県議選で若手新人が躍進

第18回統一地方選前半戦は12日、10道県知事、5政令市長、41道府県議、17政令市議が投票、即日開票された。岡山、広島、香川の3県では、各県議選と政令市の岡山市議選、広島市長・市議選があり、同日夜から13日未明にかけて当選者が次々に決まった。岡山県議選は30代の2人が初陣を飾ったのをはじめ、各地で若手新人が躍進。県議選の投票率は岡山44・79%、広島41・71%、香川48・64%で、いずれも過去最低となった。
 岡山県議選(19選挙区、定数55)は無投票の6選挙区を除く13選挙区で、46議席をめぐって現職41人、新人18人の計59人がしのぎを削った。いずれの選挙区も立候補者が定数を1人上回っただけで、少数激戦を繰り広げた。
 無投票を含む当選者の内訳は現職46人、新人9人。党派別は自民34人、民主と公明が各5人、共産3人、無所属8人。自民は無所属の当選者を追加公認で取り込み、改選前に続いて絶対安定多数を確保する見通しだ。初めて県議選に臨んだ維新、次世代は議席を得られなかった。
 一騎打ちの激戦となった浅口市・浅口郡(定数1)は、無所属新人の渡辺知典氏が自民のベテラン現職を破り、初当選を果たした。真庭市・真庭郡(同1)は無所属新人で36歳の河野慶治氏が制し、倉敷市・都窪郡(同14)でも民主新人で39歳の鳥井良輔氏が初陣を飾った。
 広島県議選(23選挙区、定数64)は無投票を除いた11選挙区で投票が行われ、計42議席を55人が争った。新議員の内訳は現職53人、元職2人、新人9人。党派別は自民30人、公明6人、民主5人、共産1人、無所属22人。
 定数が前回より1減された福山市で県議選に初めて挑戦した維新は、新人が議席に届かなかった。2007年の合区後初の選挙戦となった府中市・神石郡(定数1)は、自民現職の岡崎哲夫氏が無所属新人を退けた。
 香川県議選(13選挙区、定数41)は丸亀市など6選挙区で投票が行われ、全議席が確定した。41人の内訳は現職36人、元職2人、新人3人。党派別は自民26人、民主と社民が各3人、公明と共産が各2人、無所属5人。直島町を含む高松市など7選挙区が無投票となり、告示日に全議席の約3分の2に当たる27議席が埋まっていた。

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