岡山市内4認定こども園で開園式
入学式 スケッチ

岡山市が初めて開設した認定こども園4園の開園式が13日、各園で行われた。
 認定こども園は保護者の働き方に関係なく子どもを受け入れ、0~5歳の子どもを預かる保育、3~5歳児への幼児教育を併せて行う。国が今月スタートさせた「子ども・子育て支援新制度」で普及を目指している。
 市立4園は中山(北区一宮)、御津金川(同御津金川)、太伯(東区神崎町)、灘崎(南区片岡)の各認定こども園。0~5歳の計686人が通う。
 御津金川認定こども園の開園式には4、5歳児85人と保護者らが出席。市の田中克彦岡山っ子育成局長が「安全で安心して子育てできる地域づくりを進めたい」、佐々江敦子園長が「笑顔があふれ、地域に開かれたこども園にする」と述べた。園児たちは童謡を披露し、開園を祝った。
 市は4園のほか、施設が隣接する岡南保育園と岡南幼稚園(ともに北区七日市西町)を統合した市立認定こども園を来年4月に開設する予定。