地方創生へ岡山など12知事連携
岡山・伊原木隆太   スケッチ
(  岡山 伊原木隆太 スケッチ がんばれ!「地方創生」! )

鳥取、岡山県などは14日、全国の知事12人が参加し「地方創生」への政策を提言するグループの発足式を、20日に東京都内で開くと発表した。子育て支援や、地方で若者が活躍できる環境づくりに向けた施策を連携して研究し、国に提案する狙いだ。
 名称は「日本創生のための将来世代応援知事同盟」。鳥取・平井伸治、岡山・伊原木隆太の両知事以外に宮城、福島、長野、三重、滋賀、広島、山口、徳島、高知、宮崎の知事が加盟する。40~54歳と若手が多い。
 発足式には滋賀、宮崎を除く10知事が出席予定で、石破茂地方創生担当相を招き、グループの宣言を発表する。石破氏は14日午前の記者会見で「(2016年度に創設する)新型交付金も含め、意見交換をさらに密にしたい。子育てなどの観点から傾聴に値するものがあればいい」と述べた。
 グループは5月23日に岡山市でイベントを開き、今後の取り組みを話し合うとしている。
 伊原木知事は「地方創生は独自の発想と実行があってこそ実現される。若者世代をさまざまなステージで支援して呼び込み、地方から創生をリードする」とコメントした。