茶祖・栄西の誕生日祝う四頭茶会  栄西(岡山市出身、1141~1215年)
茶会 美人
(  茶会 スケッチ)

臨済宗の開祖で喫茶の風習を中国から伝えた栄西(岡山市出身、1141~1215年)の誕生日を祝う四頭(よつがしら)茶会が20日、栄西が開山した建仁寺(京都市)で開かれた。全国の茶道愛好家約800人が参加し「茶祖」の遺徳をしのんだ。
 栄西禅師賛仰会長を務める山陽新聞社の越宗孝昌会長、松田正己社長も出席。臨済宗建仁寺派管長・小堀泰巌(たいがん)老大師の法要に続いて茶席が始まった。
 会の名の通り、4人の正客(頭)がそれぞれ8人の相伴客を伴って着座。客が茶わんをささげ持つと、接待担当の僧がその場で湯を注ぎ、次々と茶をたてて回った。参加者は厳かな雰囲気の中、独特の作法を楽しんだ。
 栄西は千利休が侘茶(わびちゃ)を大成する以前の古式茶礼を伝え広めた。昨年は800年遠忌のさまざまな記念事業が京都や岡山で行われた。
 26日には岡山市の後楽園で「栄西茶会」(山陽新聞社など主催)が開かれる。