AMDAがネパールへ職員派遣  岡山市
「看護の日」

 ネパール中部で起きた大地震を受け、国際医療ボランティアAMDA(本部・岡山市北区伊福町)は26日、現地で緊急支援を行うため、マレーシアに設けている事務所の所長大政朋子さん(42)、看護師の柴田幸江さん(37)=岡山市=を派遣した。
 AMDAネパール支部から本部に入った連絡によると、首都カトマンズでは多くの家屋が倒壊。多数の住民が屋外で夜を明かしている。道路の地割れなどで交通が乱れ、支部の医師も十分な活動ができていないという。
 2人は26日午後、JR岡山駅から関西空港へ出発。大政さんは「情報を収集した上で、具体的な支援を進めたい」、柴田さんは「感染症対策が必要になるだろう」と話した。マレーシアのクアラルンプール経由で、カトマンズに27日昼ごろ(現地時間)入る見込み。