海水浴シーズン前 渋川で水質調査  岡山

渋川海水浴場
( 岡山  渋川海水浴場  スケッチ サポーター 美人 )
渋川海水浴場 スケッチ
(岡山  渋川海水浴場  スケッチ サポーター 美人 )

海水浴シーズンを前に、玉野市と岡山県は19日、県内最多の集客を誇る渋川海水浴場(同市渋川)で、遊泳に適しているかを判断するための水質調査を行った。透明度は基準をクリアし、油膜も確認されなかった。
 市の委託を受けた県健康づくり財団(岡山市北区平田)の職員がボートに乗り、遊泳エリア内の海岸から最も遠い約70メートルの沖合で午前と午後の2回調査。直径30センチの白い円盤を沈めて見えなくなった深さで透明度を調べ、油膜の有無をチェックした。透明度は平均3・85メートルで環境省の水質判定基準(1メートル以上)を満たした。同財団は海水2・5リットルを持ち帰り、汚れを示す化学的酸素要求量(COD)なども調べる。
 調査は県内の主な海水浴場13カ所で4月末から2日ずつ実施され、最高の「AA」から「不適」まで5段階で評価。結果は県が6月下旬にホームページなどで公表する。
 渋川海水浴場は昨年まで、7年連続で最高評価。今年は7月11日に海開きを予定している。