丹精したバラ300種咲き競う  岡山 津山
岡山 春のばら展 ばら園

津山市の甲本通晴さん(64)が、自宅の庭で丹精しているバラが見ごろを迎えた。色とりどりの花が陽光を浴びながら咲き競い、甘い香りを漂わせている。今月いっぱい楽しめるという。
 クリーム色の小ぶりな花をつける「グラハム・トーマス」、オレンジがかった花弁が濃いピンク色で縁取られた「ほのか」など約300種310株を植栽。今年は4、5月の気温が高かった影響で例年より1週間ほど早い今月10日ごろから次々開花した。
 栽培歴15年以上の甲本さんは「毎年新しい品種に挑戦している。個性豊かなバラが今年もきれいに咲いたので気軽に訪れて」と呼び掛けている。
 バラは四季咲きで、甲本さん方の庭では、気温などが生育に適した10月中旬から下旬にかけて再び開花のピークを迎えるという。