なでしこジャパン、仕上がり順調  岡山
岡山県は、被災者のサポーター

サッカー女子の日本代表「なでしこジャパン」は24日、丸亀競技場(丸亀市)でニュージーランド代表との国際親善試合に臨み、1?0で勝利した。6月6日(日本時間7日)に開幕するワールドカップ(W杯)カナダ大会をにらんだ強化試合で、2連覇に向け順調な仕上がりを見せた。
 得点は前半24分。MF宮間(岡山湯郷ベル)が左CKを蹴り、中央へ飛び込んだMF澤(INAC神戸)が決めた。2011年ドイツ大会優勝メンバーにW杯初代表のDF川村(仙台)、FW菅沢(千葉)らもフィット。後半は押し込まれる時間帯もあったが、細かくパスをつないでボールを支配した。
 主将の宮間は「押し込まれても全員が足を動かし、ゴールを守る意識が高かった。勝ち切ったことをプラスにしたい」と話した。GK福元(岡山湯郷ベル)はこの日、控えに回った。
 チームは26日まで丸亀市で合宿。28日に長野市でイタリアと親善試合を行い、6月1日にカナダへ出発する。