マルチ才人・宇田川榕菴知って  岡山 津山
宇田川榕菴知  江戸のダ・ヴィンチ

生物、化学、音楽、温泉、コーヒー、トランプ…幅広い分野に足跡を残した江戸時代のマルチ才人、津山藩医宇田川榕菴(ようあん、1798-1846年)をテーマにしたシンポジウム岡山蘭学の群像II「『珈琲(コーヒー)』の文字を作った男
 江戸のダ・ヴィンチ宇田川榕菴」(山陽放送学術文化財団主催、岡山日蘭協会共催、山陽新聞社後援)が7月30日午後3時から、岡山市北区柳町の山陽新聞社さん太ホールで開かれる。
 榕菴は、シーボルトとも交流し、本格的な植物学書「植学啓原」を著す。さらに化学書「舎密開宗(せいみかいそう)」も出版し、今も使われる「酸化」「還元」などの用語を考案した。関心は学問にとどまらず、コーヒーを飲んだり、トランプの原形のかるたも模写した。
 シンポジウムでは、幸田正孝・豊田高専元教授ら研究者3人がパネリスト、下山純正・津山洋学資料館元館長がコーディネーターを務め、榕菴の業績と人物像を語り合う。
 備前市出身のピアニスト友光雅司さんが、当時の西洋音楽を追想しながら演奏。榕菴がコーヒーを煮出すのに使った「コーヒーカン」の復元品を用意し、いれたコーヒーの試飲コーナーも設ける予定。
 入場無料。氏名、住所、年齢、電話番号を書き、〒700-8580、岡山市北区丸の内2の1の3、山陽放送学術文化財団へはがきで申し込む。ファクス(086 225 5046)、メール(nichiran@rsk.co.jp)でも受け付ける。6月30日締め切り。応募多数の場合は抽選。