県立大が過去最大規模フォーラム  岡山県
聖心 美人

岡山県立大(総社市窪木)の研究成果を紹介する「OPUフォーラム」が29日、同大で開かれた。11回目の今回は、160以上の展示と催しを集め過去最大規模の内容。情報工、デザイン、保健福祉の3学部の多彩な活動をアピールした。
 情報工学部の渡辺富夫教授らは、話し掛けるとうなずいたり、手を動かしたりと豊かなコミュニケーション動作をするロボットを展示。国立情報学研究所主催のプロジェクト「ロボットは東大に入れるか」に参加する菊井玄一郎教授らは、人工知能に大学入試の英語問題を解かせるユニークな研究内容を説明した。
 保健福祉学部は、看護・介護職場の実態調査や、高齢者の生活を支援する器具の開発、県産農産物の活用策などに関する取り組みを紹介。デザイン学部は家具、衣料、住環境、町並みといった幅広いテーマの研究を披露した。
 デザイン学部の教員が手掛ける肌に優しいオーガニックコットンの靴下を見ていた岡山市の主婦(46)は「大学には堅苦しいイメージがあったが、主婦目線の身近な研究もしていて面白い」と話していた。
 OPUフォーラムは地域と大学との結び付きを深める狙いで2002年にスタート。開学記念日(5月29日)に合わせて開催している。