玉野海洋博物館に風鈴飾り付け 岡山
風鈴飾り 玉野海洋博物館 ss


風鈴飾り 玉野海洋博物館

玉野海洋博物館の入館者に涼を感じてもらおうと、市内の知的障害者の親睦団体「つばさの会」(20人)は21日、風鈴約80個を館内に飾り付けた。
 同会と、保護者でつくる「市手をつなぐ育成会」のメンバー計7人が、瀬戸内海や北国の生き物の展示コーナーに設置。脚立に上り、天井に渡した青竹10本に風鈴を一つずつ丁寧に取り付けていった。
 風鈴は、同育成会が寄付を募ったり購入したりして用意した。赤と黒の金魚、打ち上げ花火、アサガオなど夏らしい絵柄が中心。涼やかにエアコンの風に揺れ、軽やかな音色を響かせている。
 坂口誠館長は「つばさの会による風鈴飾り付けは3年目で、夏の風物詩として定着してきた。暑い日にはぜひ、海洋博物館の水と生き物と風鈴で涼んでほしい」と話している。
 同会は2013年から毎年、同館に風鈴を設置している。