温泉街 巨大はんざき練り歩く  岡山 湯原温泉一帯
巨大はんざき


真庭市の湯原温泉一帯で8日、巨大はんざき(オオサンショウウオ)伝説にちなんだ「はんざき祭り」が開かれ、全長約10メートルのはんざきねぶたが温泉街を練り歩いた。
 ねぶたは午後7時半ごろ、地元関係者らに引かれて市湯原振興局を出発。巨体を黄色く輝かせながら湯原温泉のシンボル「砂湯」近くの旭川河川敷まで約1・2キロをゆっくりパレードした。沿道の観光客らが盛んに写真に収めていた。
 河川敷には、はんざきを模した山車2基(全長約5メートル)も登場し、ねぶたと合わせて3体の巨大はんざきがそろい踏み。住民らによる総踊り、約1500発の花火打ち上げもあり、熱気に包まれた。
 観光で訪れていた神戸市の会社員女性(52)は「ねぶたも山車も想像以上に大きかった。すごい迫力」と話していた。
 湯原温泉周辺は国特別天然記念物・オオサンショウウオの生息地。かつて人や牛馬を襲う巨大はんざきがおり、地元の若者が退治し、たたりを恐れた村人がほこらを建てて祭るようになったとの言い伝えがある。
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湯原温泉街散策