岡山大生ら地域医療の現状学ぶ

地域医療を担う人材育成を狙い、岡山県が岡山大、広島大の医学部に設けている「地域枠」の学生と自治医科大生による「合同セミナーin玉島」が22日、2日間の日程で県内の病院などで始まった。3大学から計44人が参加。医療現場の視察や自治体関係者と意見交換などを通じて、地域医療の現状や問題点を学ぶ。
 初日は2班に分かれ、国立病院機構岡山医療センター(岡山市北区田益)と矢掛町国民健康保険病院(矢掛町矢掛)で施設見学や一次救命処置を学んだ。
 同病院では、学生たちが関係者からの説明を聞きながら診察室や応急処置室を見て回った。名部誠・病院事業管理者は「独居高齢者が多く、退院後の生活も考えて治療に当たっている」と説明した。
 山野通彦町長との意見交換もあり、岡山大3年の男子学生(20)は「実習に訪れ、患者の声を聞いてみたい」と話した。
 合同セミナーは県地域医療支援センターが毎年開いており4回目。23日は玉島医師会館(倉敷市玉島阿賀崎)で伊東香織市長らの講話を聞き、ワークショップに取り組む。