中高生 巧みに手作りロボット操作  (科学振興仁科財団  物理学者仁科芳雄博士)岡山県里庄町

中高生が手作りロボットの性能やアイデアを競う「ロボットコンテスト2015」(山陽新聞社後援)が30日、岡山県里庄町里見の里庄中体育館で開かれ、県内の20中学、11高校から計81チームが出場。中学校部門は里庄中の「MoveBOX3号」チーム、高校部門はおかやま山陽高の「おかやま山陽1号」チームが優勝した。
 「里庄から宇宙へGO」をテーマに中学、高校の各部門で予選、決勝トーナメントを実施。出場チームは木製ブロックやペットボトル、ピンポン球などをロボットで運んでロケット形に組み上げ、高さなどを競った。
 コンテストは、町出身の物理学者仁科芳雄博士(1890-1951年)を顕彰して科学振興仁科財団が開いており、23回目。山陽新聞社の多目的活動車「さん太」も駆け付け、号外を発行して大会の熱気を伝えた。
 その他の成績は次の通り。(かっこ内はロボット名、所属)
 中学校
 (2)桜が丘(桜中B)(3)笠岡東(東第一号機)久世(タマネギ5)▽高校
 (2)高梁城南(城南電子1)(3)おかやま山陽(おかやま山陽3)高梁城南(城南電気1)
▽仁科独創賞
 桜が丘中(桜中A)高梁城南高(城南電気1)▽アイデア賞
 矢掛中(チョポット2、ツインボーイ)笠岡工高(隼)▽特別賞
 小野博俊教諭(高梁城南高)