日本女子、ペルーに快勝 バレーW杯  ( 岡山シーガルズ  山口 舞 宮下 遥 )

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日本女子、ペルーに快勝 バレーW杯 


リオデジャネイロ五輪出場権を懸けたバレーボールのワールドカップ(W杯)女子大会第6日は30日、仙台市体育館などで行われ、日本はペルーに3―0で快勝して5勝1敗の勝ち点15で3位を保った。

 日本は第1セット、長岡(久光製薬)がライトから得点を重ね、25―19で先取。第2セットも終盤の連続得点で25―21と制し、第3セットも25―15で奪った。31日は韓国と対戦する。

 ロシアは韓国を下して6戦全勝の勝ち点17で首位を守り、米国はケニアに圧勝して同16で2位。セルビアと中国も順当勝ちし、ともに5勝目(1敗)を挙げた。

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山口 宮下選手 スケッチ

バレーボール女子のワールドカップ(W杯)は30日に第6戦が仙台市体育館行われ、日本はペルーを3-0(25-19、25-21、25-15)で下した。大会通算成績を5勝1敗とし、勝ち点を15に伸ばした日本は3位を維持した。


 試合のスタートは硬さが見えた日本だが、長岡望悠、大竹里歩のスパイクが決まり連続得点で序盤から主導権を握る。終盤にはペルーの伸びたり落ちたりと、変化を生じるサーブの返球に苦しみ連続失点を喫するも、木村沙織に代わって途中出場の迫田さおりのスパイクでセットポイントとし、宮下遥のツーアタックで25-15。第1セットを先取した。


 第2セットもスタートは苦戦したが、このセットから投入された山口舞のクイックや木村のサーブで得点し、8-5とリードを得る。一時逆転を許したものの、ペルーのミスにも助けられて25-21で第2セットも日本が連取した。


 第3セットも古賀紗理那のサービスエースや木村のブロック、サービスエースで中盤に連続得点を挙げた日本が大量リードを得る。最後は島村春世のクイックで25-15とし試合終了。セットカウント3-0で日本が勝利し、5勝目を挙げた。


 日本は、31日の第7戦で世界ランキング10位(2014年10月13日付)の韓国と対戦する。

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石川、福原らリオ予選へ 卓球出場枠獲得で五輪代表 


来年のリオデジャネイロ五輪卓球のアジア予選(来年4月・香港)に出場する日本のシングルス代表が、女子は石川佳純(全農)と福原愛(ANA)、男子は水谷隼(ビーコン・ラボ)と丹羽孝希(明大)となることが30日、確実になった。日本卓球協会は、9月上旬に発表される世界ランキングで男女の日本勢上位2人を代表にすると決めており、30日が最終日のチェコ・オープンまでがポイント対象の大会だった。9月19日の日本協会理事会で正式に決まる。

 アジアのシングルスの五輪出場枠は男女各11。各国・地域最大各2となる。日本勢は実力的に予選を突破する可能性が高く、出場枠を獲得した選手はそのまま五輪代表に決まる。3人で争う五輪の団体出場枠はシングルスで出場枠2を得た国・地域を優先し、ランキングに基づいて配分される。

 14歳の伊藤美誠(スターツ)は女子の日本勢のランキングで3番目が確定し、団体のメンバー入りに前進した。

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