吉備線LRT化で市民アンケート 岡山 総社

岡山市は10日、総社市、JR西日本と共同で事業実施の是非を含めて検討しているJR吉備線(20・4キロ)のLRT(次世代型路面電車)化について、市民を対象にアンケートを行う考えを示した。
 市議会個人質問で太田栄司氏が市民の声を聞く機会を設けるよう注文。山崎康司都市整備局長は、基本計画の骨格となる事業の枠組みや費用負担について3者で協議中であることを説明した上で「基本計画を提示できる段階でアンケートなども含めて市民から意見を聞きたい」と答えた。
 市交通政策課によると、アンケートを行う時期や規模、内容などは未定で、今後検討していく。
 吉備線LRT化で岡山市など3者は昨年10月、有識者から意見を聞く検討会議を設置。運行本数を倍増させ、初期投資は160億円以上などとする計画素案をまとめている。