ヤマブドウの収穫体験満喫 岡山 真庭市蒜山
真庭市蒜山地区特産のヤマブドウの収穫体験会が、同市蒜山上福田の農園で開かれている。実りの秋を迎え、岡山県内外から訪れた家族連れらが自然の中で爽やかな汗を流している。
真庭市の第三セクター・ひるぜんワイン(同市蒜山上福田)が、自社製品の原料に使うヤマブドウの収穫に合わせて企画。観光客らに作業を楽しんでもらおうと約10年前から、直営農場(1ヘクタール)で開催している。
今シーズン初日の26日は、年配グループら16人が参加。黒々とした実(直径約1センチ)を付けた房をはさみで次々と摘み取ったり、もぎたてを味わったりして自然との触れ合いを満喫した。
夫婦で参加した鳥取市の男性(64)は「甘酸っぱい味が魅力。自分で収穫したヤマブドウで果実酒やジャムを作りたい」と目を細めていた。
同社は計約7ヘクタールでヤマブドウを栽培。年間約16-18トンを収穫し、ワインやジュース、ジャムを製造している。植木啓司社長は「今年は品質、収量ともまずまず。多くの人に楽しんでもらい、蒜山の秋の味覚をPRできたら」と話している。
体験会は10月上旬までで、ヤマブドウがなくなり次第終了する。午前9時半-午後3時。参加費500円(小学生以上)。29日と10月1、6、8日は休み。問い合わせは、ひるぜんワイン(0867ー66ー4424)。
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岡山 真庭市蒜山 ヤマブドウの収穫体験満喫
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