11月23日、後楽園で狂言会 岡山
秋 岡山 後楽園 岡山城

江戸時代に演じられていた大蔵流狂言の「犬山伏」と「樋(ひ)の酒」をよみがえらせる「続・復活狂言を観(み)る会」(田賀屋狂言会主催)が11月23日、岡山市北区の後楽園能舞台で開かれる。
 同狂言会代表の狂言師・田賀屋夙生(はやお)(69)=笠岡市=が、珍しい演目を紹介しようと昨年から企画し2回目。「犬山伏」は、僧と山伏が、祈りで猛犬をなつかせようと勝負する物語。「樋の酒」は、外出する主人に別々の蔵へ閉じ込められた家来2人が、知恵を絞って酒盛りを始める。田賀屋によると、2曲は明治維新後に廃曲となり、上演されなくなったという。
 田賀屋ら同流茂山千五郎家の4人が、同家に伝わる台本を基に、4月から舞や曲をつけ練習してきた。「犬山伏」は茂山千五郎、千三郎の兄弟、「樋の酒」には田賀屋と島田洋海の親子が出演。田賀屋は「演じないのはもったいないほど面白い。多くの人に見てもらいたい」と話す。
 午後4時開演。作品解説もある。入園料込みで一般2500円(前売り2千円)、小学生から大学生千円。問い合わせは同会事務局(086  255 4101)。