児童虐待防止へ研修会100回目  岡山


「おかやま児童虐待事例研究会」の100回目となる研修会が29日、岡山市北区南方のきらめきプラザで開かれた。節目はシンポジウムを開催し、事例発表から虐待防止に向けた取り組みを学んだ。
 同研究会は1999年に発足した。児童福祉関係者をはじめ、教師や医師、弁護士といったさまざまな立場の人たちが参加。2カ月に1度のペースで研修会を開いている。
 この日のシンポジウムは約60人が聴講。関係者6人が事例報告し、倉敷成人病センターの御牧信義小児科主任部長は、虐待の発見、通告のシステム化に向けて院内に設けた「子ども虐待防止委員会」の役割を説明した。子どもの虐待防止活動の象徴である「オレンジリボン」の普及に努める岡山市オレンジリボンキャンペーン実行委員会の長寿和子委員長は「1人でも多くの人に活動に参加してもらいたい」と訴えた。
 2000年の施行から15年を迎えた児童虐待防止法の変遷や児童養護施設を退所した後の支援の必要性をテーマにした発表もあった。