隠れた「スター」を探せ! 所蔵品の人気投票 大原美術館 岡山

「受胎告知」(エル・グレコ)などの看板作品が東京に“出張中”となっている大原美術館(岡山県倉敷市)が、美術館に残された作品による人気投票「OHARAグランプリ ここから生み出すNo.1」を行っている。投票は4月3日まで。

 同館は、国立新美術館(東京都港区)で開催中の「すばらしき大原美術館コレクション」(4月4日まで)に、「かぐわしき大地」(ゴーギャン)や「睡蓮(すいれん)」(モネ)など約150点を出品している。

 投票は看板作品の不在中、同館に残された作品に注目してもらうのが目的。「スーパースター級は不在だが、その陰に隠れていたスター作品は多々あり、この機に脚光浴びる仕掛けを」(藤田文香学芸員)と企画した。

 事前に同館スタッフ約80人で、所蔵の約3500点から16点を選出。洋画家の児島虎次郎や県北の温泉地にゆかりの版画家、棟方志功らの作品も含まれている。

 スタッフは作品ごとに応援チームを編成し、館内には、作品の魅力などをプレゼンテーションしたボードも掲示している。来館者は意中の作品を投票(複数支持も可)できる。

 開票結果の発表は4月12日。同日から上位作の展示も行われる。問い合わせは同館((電)086・422・0005)。