特殊詐欺の被害防ぐポイントは  岡山

地域で自主防犯活動の中心となる人材を育成する岡山県主催の講座が31日、岡山市内であり、犯罪社会学を専門とする小宮信夫・立正大教授が、特殊詐欺や街頭犯罪の被害を防ぐポイントなどを講義した。
 県内の防犯ボランティアら約70人が出席。小宮教授は、息子を装う人物から金の振り込みを電話で迫られるなど、特殊詐欺で想定されるやりとりを参加者を交えて実演し、対応力をチェック。電話をかけ直したり、待ち合わせ場所は交番近くを指定することなどを求め、「相手に主導権を渡してはいけない」と強調した。
 街頭犯罪対策では、起きやすい場所を重点的にパトロールすることが有効だと紹介。「単に道路を行き来するより、重点箇所に15分程度とどまれば防犯効果は高くなる」と助言した。
 新見市の男性(68)は「学んだことを周りにも伝えていきたい」と話していた。
 講座は、県が2007年度から県内各地で年3回程度開いている。