岡山県内寒い朝 9地点で氷点下

12日朝の岡山県内は、上空に流れ込んだ寒気と晴れて地表の熱が奪われる放射冷却の影響で、県北部を中心に冬に戻ったような寒さとなった。最低気温は新見市千屋で氷点下3・6度(平年2・1度)となるなど、観測全16地点のうち9地点で氷点下を記録し、2月下旬から3月下旬並みとなった。
 最低気温は、真庭市蒜山上長田氷点下3・4度(平年2・3度)、新見市同2・0度(同3・9度)、奈義町同1・6度(同4・8度)、岡山市2・6度(同9・2度)?など。各地で平年を6・6?3・7度下回り、暖かかったここ数日から一転した。
 岡山地方気象台は「13日以降は寒気が抜け、南から湿った空気が入り込むため、気温は平年並みか、平年より少し高めに推移しそう」と予報している。