ププレひまわり 訪問看護へ参入

ドラッグストア経営のププレひまわり(福山市西新涯町)は、訪問看護事業に乗り出す。在宅療養する患者向けに、看護やリハビリなどのサービスを提供。同市北部の店舗を改装して「訪問看護リハビリステーション」を設け、5月にも事業を始める。
 国が在宅医療を推進する中、医療機関を退院して自宅で療養する患者の増加を見込み、新規参入で事業拡大を図る。同社によると、入浴補助や家事援助の訪問介護を手掛ける小売業者は多いが、看護師らを派遣する訪問看護事業を行うドラッグストアは全国的にも珍しいという。
 計画では、スーパードラッグひまわり御幸店(福山市御幸町下岩成)の一角を改装し、事務所を開設。看護師をはじめ、理学療法士や作業療法士ら計約10人を配置し、事前に登録した患者の自宅へ派遣する。地域の医師や薬剤師とも連携し、床ずれ処置や点滴、歩行訓練などを行う。150-200人の登録で、月500万円程度の事業収入を目指す。
 昨秋設立した100%子会社・ププレエイド(同市西新涯町、資本金500万円)が運営。3年後をめどに福山市内に店舗併設の拠点を5カ所まで増やしたい考え。
 ププレひまわりは「福山市内には訪問看護の事業者が少なく、事業を通じて患者や家族の生活支援に役立ちたい。地域の医療機関やケアマネジャーとの連携も図っていく」としている。
 同社は1984年設立、資本金4900万円。岡山や広島県などに計95店を出店し、売上高362億円(2015年9月期)。従業員約1800人(パート含む)。