総合スーパー業態苦戦   (イトーヨーカドー岡山店閉店 跡地になにが・・・) 


イオン 岡山 周辺 イオン最終赤字62億円 3~5月、総合スーパー不振


(岡山ラーメン館とか・・・、イオン 岡山 には、中途半端な 書店しかない! 大型書店を誘致して欲しい。 岡山の食と文化を発信できる「岡山ラーメン館」や 「岡山 最大級の書店(本屋)」や「岡山水族館」や「運動施設・空中のランニングコース(1周400m) 」や中心部に減少している「食料品中心の激安スーパー(イオンは、質はいいが高価格)」などがある複合施設がいいね!)

2017年3月28日 グランドオープン(「イオン 岡山」とは、一味違う!? 店 オープン)
岡山にエブリイ初の大型SC開店  「エブリイOkanaka(おかなか)津高」 約1430人の列

岡山 鮮魚売り場・飲食連携 北区で大型商業施設「エブリイOkanaka(オカナカ)津高」

岡山 スーパー戦争! エブリイ2017年春に津髙SC、2018年鮮Do!エブリイ大安寺店を岡山に出店 

ついに来た!「デフレに回帰か?」(2017 4 11)
イオン 岡山 周辺 節約志向層の「イオン離れ?」 値下げ効果は限定的? 値下げ 平均10%


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イトーヨーカドー岡山店(閉店セール)2月28日まで  (イトーヨーカドー岡山の跡地には・・・)

イトーヨーカドー岡山店(岡山市北区下石井)が来年2月末をめどに閉店することが19日、明らかになった。衣食住の商品をそろえた総合スーパーという業態が全国的に苦戦している状況に加え、巨艦店・イオンモール岡山(同所)が2014年12月に近接地へ開業し、集客面で打撃を受けたことなどが背景にあるとみられる。県都の一等地にある商業施設だけに跡地活用が今後の焦点となる。 総合スーパーは幅広い品ぞろえと安さが強みだが、近年は家電や衣料の郊外型専門店、コンビニなどに押されて全国的に苦戦している。イトーヨーカドー岡山店も例外ではなく、イオンモール岡山の開業を直前に控えた14年11月には1998年の開業以来最大規模の改装で売り場をてこ入れ。資本提携を結ぶ天満屋ストア(同岡町)の協力も得て地場産の食材を拡充してきた。 しかし、中四国最大規模の売り場面積(約9万2千平方メートル)を持つイオンモール岡山が徒歩5分の距離に開業すると、経営環境は悪化した。初年度約1800万人が来店したイオンモール岡山に対し、イトーヨーカドーの売り場面積は約6分の1。影響は避けられず、立て直しを断念したようだ。 イオンモール岡山の進出を境に周辺施設は軒並み売り上げを落としており、「限られた消費を奪い合っている状況」と流通関係者。岡山市では14年に岡山ビブレ(同幸町)と岡山OPA(同本町)が閉店し、総合スーパーのイズミヤ津高店(同横井上)は今年8月21日を最終営業日として閉店する。今後も都市部の商業の勢力図は大きく塗り変わる可能性がある。 イトーヨーカドー岡山店は市役所筋に面し、遊技場などが入る別棟とともに複合商業施設「ジョイフルタウン岡山」を構成する。敷地は約3万8千平方メートルと都心部では有数規模。約87億円を投じ、同タウンの土地と建物の実質的な所有者となった両備グループ(岡山市)は今年3月に取得を表明した際には、将来の活用策について「長期の構想は白紙」としていたが、これまで市中心部で複数の再開発を手掛けた実績をもとに今後、都心活性化に向けてどんな青写真を描くかが注目される。

イオンモール  岡山 周辺 ヨーカドー岡山 18年の歴史に幕

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イトーヨーカドー岡山店、来年2月末で撤退へ イオンと競合

岡山市中心部に立地するイトーヨーカドー岡山店が来年2月末をめどに閉店することが明らかになった。2014年12月にイオンモール岡山が近くのJR岡山駅前に開業して以降、客足が伸び悩んでいたことが影響した。イオン開業後、市中心部の大型商業施設の撤退は初めてとなる。

 イトーヨーカドー岡山店は食料品に加え、衣料品や雑貨類を扱う総合スーパー。複合商業施設のジョイフルタウン岡山に入居しており、クリーニング店や飲食店といったテナントも併設されている。セブン&アイ・ホールディングスは総合スーパーや百貨店事業を見直し、20年までに全国で40店舗を閉鎖する方針を打ち出している。岡山店の閉店もその一環とみられる。

 店舗は岡山駅前から約1キロメートルで、近くには市役所もある中心部の好立地。ただ、より駅に近く、大規模なイオンモール岡山との競合で来店客が減少していた。跡地利用についてジョイフルタウン岡山の実質的なオーナーである両備ホールディングス(岡山市)は「市中心部の地域ということもあり、地元に必要とされる活用方法を検討する」とコメントした。


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ヨーカドー岡山店 来年2月閉鎖

 総合スーパー・イトーヨーカ堂(東京都)が来年2月をめどに、「イトーヨーカドー岡山店」(岡山市北区下石井)を閉鎖することがわかった。
  
 

 
 同社を傘下に置くセブン&アイ・ホールディングス(HD)によると、岡山店は1998年に開店。衣料品を中心に販売不振が続き、営業の継続は困難と判断したという。

 2014年12月にイオンモール岡山が開業するなどし、店舗周辺で競争が激化。同年11月の改装後、客足が戻る動きもあったが、効果は限定的で、土地と建物の賃借契約期限(2018年11月)前に閉店に踏み切った。社員約30人は他店舗に配置換えし、パート従業員約200人には意向を聞いて処遇を検討する。

 同HDは3月、不採算店舗を中心に20店を17年2月までに閉鎖する方針を発表。食品館イトーヨーカドー倉敷店(倉敷市寿町)も8月に閉店するため、県内の店舗数はゼロになる。


岡山から イトーヨーカドー岡山 がなくなる日 (ヨーカド跡地には、何が?)2017年2月28日閉店

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「イトーヨーカドー岡山店」閉店、地元「やはりイオンモールの影響が...」「噂には聞いていたが...」


016年7月20日、岡山市中心部にある大型商業施設「イトーヨーカドー岡山店」が来年2月末をめどに閉店すると、山陽新聞から報じられ、話題となっている。

同店は、1998年11月、複合商業施設・ジョイフルタウン岡山の核テナントとして開業し、直営の食品や衣料品売り場を持っていた。飲食や雑貨、書店などテナントも多く入居しており、岡山市でも有数のショッピング施設として賑わっていた。

山陽新聞のツイッター公式アカウントからは、次のような写真付きのツイートも投稿されている。

岡山市中心部の大型商業施設・イトーヨーカドー岡山店が、来年2月末をめどに閉店することが分かりました。イオンモール岡山が開業した14年12月以降の売り上げ低迷などが理由とみられています。https://t.co/0O6PNmsZ4J pic.twitter.com/hCZ51RKmFs
- 山陽新聞 (@sanyo_news) 2016年7月20日

「イオンモール岡山が開業した14年12月以降の売り上げ低迷などが理由とみられています」というコメントも添えられている。

ツイッターには早速、このニュースを知った岡山市民から、多くの声が届いているようだ。

「困ったな・・・食料品売り場だけでも残してもらいたい」
「イトーヨーカドー岡山店」(Phronimoiさん撮影、Wikimedia Commonsより)

ツイッターに寄せられた岡山市民の声を見てみよう。

山陽新聞にイトーヨーカドー岡山店閉店の記事。噂には出ていたが、やはり厳しかったか。 pic.twitter.com/zNeuv0sVRV
- シバタタカユキ (@yajiumanet555) 2016年7月19日

イトーヨーカドー岡山店が閉店へ イオン開業、売り上げ低迷: 山陽新聞デジタル|さんデジ https://t.co/mn1mBOC2ZV
おおう、やはりイオンモールの影響は大きかったか。ジョイフルタウンはどうなるんだろう?
- Shinya Fujiwara (@shinya_niji) 2016年7月20日

イトーヨーカドー岡山店来年2月に閉店とか。。確かにイオンに比べたらガラガラだけどさぁ
- ユウキ (@youki04121984) 2016年7月20日

「やはりイオンモールの影響は大きかったか」「確かにイオンに比べたらガラガラだけどさぁ」といった感想だ。2014年12月、300メートルほど離れた場所に開業したイオンモール岡山の影響を指摘する人が多い。

イトーヨーカドー岡山店が閉店すると決まりましたが
ココで近くにあるイオンモール岡山との距離を見てみましょう
(右端の建物がイオンモール岡山
(奥に見えるのがヨーカドー pic.twitter.com/aIbwYVtVmw
- 岡バス (@okabus_2021) 2016年7月21日

「ココで近くにあるイオンモール岡山との距離を見てみましょう」と、写真付きで投稿してくれた人もいた。確かに......近い。

イトーヨーカドー岡山店、
来年2月に閉店決まったかー
イズミヤも無くなるし、どんどん店が無くなってくな
- ショコラメリー (@chocolatcake) 2016年7月20日

困ったな・・・食料品売り場だけでも残してもらいたい。
イトーヨーカドー岡山店が閉店へ イオン開業、売り上げ低迷: 山陽新聞デジタル|さんデジ https://t.co/eCgsCxuFBH
- Miyoko KAWAHARA (@Miyoko0798) 2016年7月20日

イトーヨーカドー岡山さんの閉店ニュースにはスーパー大好きなので行くとこ少なくなる、不便になる人も多いと思います(私も)スーパーは毎日の生活に密着して大事で働いてるみなさんもいろいろ困る人もいらっしゃると思います...残念です...。 [mb]
- ここあ (@KOBE20100917) 2016年7月20日

「イズミヤも無くなるし、どんどん店が無くなってくな」「困ったな・・・食料品売り場だけでも残してもらいたい」「不便になる人も多いと思います」などといった、切実な声も多い。

イトーヨーカドー岡山店来年二月で閉店か
あ?イトーヨーカドーは倉敷店も秋に閉めるんじゃなかった?こっちは直後に提携関係の天満屋グループが引き継ぐ予定な噂も聞いたけど
岡山店の土地建物は両備の持ち物か、天満屋と両備はスーパーマーケット部門ではライバル関係やのw
- こたつむり (@cotathu16muli31) 2016年7月20日

イトーヨーカドー岡山店の閉店よりも先にアリオ倉敷からイトーヨーカドー撤退するのか 本当岡山からの追いだされ具合がすごいイトーヨーカドー
- ゆかしい (@sh_yukasi) 2016年7月21日

「イトーヨーカドーは倉敷店も秋に閉めるんじゃなかった?」という指摘もあった。「本当岡山からの追いだされ具合がすごいイトーヨーカドー」という感想も......。

流通大手セブン&アイグループのイトーヨーカ堂は、来年2月までに不採算の全国20店を閉鎖する方針だ。岡山県では、倉敷市にある「アリオ倉敷」内の食品スーパー「イトーヨーカドー食品館倉敷店」が8月末をめどに経営から手を引く。岡山店が閉店すると、岡山県からはイトーヨーカドーが全て姿を消すことになる。

イオン 岡山 周辺 ヨーカドー岡山 18年の歴史に幕
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岡山<イトーヨーカドー岡山店>閉店へ 来年2月めどに イオン開業で客奪われ

 セブン&アイ・ホールディングス(HD)は20日、岡山市中心部の複合商業施設内で営業するスーパー「イトーヨーカドー岡山店」(北区下石井2)を来年2月をめどに閉店させる方針を明らかにした。2014年12月に近隣にイオンモール岡山が開業し、競合で売り上げが低迷していた。複合施設の実質的なオーナーとなっている両備HD(北区)は、閉店後の活用策を検討する。

 イトーヨーカドー岡山店は1998年、複合商業施設「ジョイフルタウン岡山」の中核店舗として開業した。売り場面積は約1万4700平方メートルで、衣食住各分野の商品を扱う。施設には他に、書店や飲食店などのテナント30店が入居する。

 イオンモール開業後は相乗効果もあって周辺の人出は増えたものの、買い物客を奪われる傾向にあった。セブン&アイは今年3月、傘下のスーパー・イトーヨーカ堂の業績不振店約20店を来年2月までに閉店する方針を発表。岡山店については今月中旬までに、「経営環境が厳しい」などと関係者に閉店を伝えたという。

 社員約30人は他店舗などに配置転換し、パート約200人には再就職先を紹介するなどの対応をとる。他のテナントも2月までに閉店する。同社は「営業継続を目指したが難しかった。地域には申し訳ない」としている。

 施設は今年3月、両備HDが信託受益権(賃料収入などを受け取る権利)を取得し、実質的なオーナーとなった。両備HDは「市内中心部の地域で、必要とされる活用方法をこれから検討する」としている。

 この日来店した北区清輝橋1、主婦、小寺清美さん(74)は「若者向けの印象があるイオンモールよりも、年齢が高い人でも買いやすい品ぞろえだった。近所の店が減る中、買い物がさらに不便になりそう」と話した。


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2016年06月08日
岡山駅前地下街の歩行者69%増 市がイオンモール開業後初調査

岡山市は8日、隔年で行っている市中心部での歩行者通行量調査の結果を公表した。2014年12月のイオンモール岡山(北区下石井)開業以来初の調査で、今年3月に実施。開業前の前回調査(14年3月)に比べ、JR岡山駅の駅前地下街地区(岡山一番街など)が69%増えた一方、表町地区では14%減少しており、対照的な結果となっている。

  この日の市議会経済委員会で報告。調査は休日(3月13日)と平日(同14日)の午前8時~午後7時に表町、駅前地下街、駅前(地上部の駅前商店街や岡山高島屋前など)、駅南(イオン東側の市役所筋一帯など)、奉還町の5地区65地点で行い、前回と重複する59地点で比較した。歩行者通行量の総数は前回に比べ0・4%増の57万115人。

  駅前地下街の通行量は2日間で15万3164人(前回9万836人)。前回に比べ休日(8万6886人)は71%、平日(6万6278人)は65%それぞれ増えた。中でも、岡山駅とイオンを結ぶ駅南地下道の「駅南階段入り口」での歩行者数は49倍(休日)と大幅増。

  表町地区は計15万2442人(前回17万6647人)。内訳は休日(9万4592人)が12%減、平日(5万7850人)が16%減。表町商店街から天満屋地下タウンに向かう地点で休日に41%増えたが、他の多くの地点では平日、休日ともにダウンしている。

  また奉還町は18%増(休日21%増、平日16%増)で、駅前(地上部)は19%減(休日14%減、平日25%減)、駅南は7%減(休日3%減、平日13%減)。

  市産業振興・雇用推進課は「過去20年で全体の推移をみると、歩行者数はやや減少しているが、08年のリーマンショック以降、横ばいから持ち直しの傾向にある」と説明している。

  同調査は各商店街・商業地の持つ顧客吸引力を示す一つの指標として1966年から実施。今回は自転車通行量の調査も行った。
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2016年04月11日
イオンモール開業 まちへの影響は 岡山市が調査結果公表

岡山市は11日、2014年12月に開業した大型商業施設・イオンモール岡山(同市北区下石井)の影響を探る「15年度商店街等調査」の結果を公表した。開業前だった前回の13年度調査との比較などから、初年度に約1800万人が訪れたイオンから「まち全体への人の流れが生まれ始めている」と総括した。

  調査は複数手法を組み合わせて実施。市中心部での行動は、県内外の約2400人を対象にインターネット経由で調べた。JR岡山駅前・イオン周辺のエリアに「行くことはない」と回答した人は前回の37・8%から、10ポイント以上少ない25・7%となり、来街者の増加を裏付けた。

  表町・天満屋エリアでも「行くことはない」としたのは前回から5ポイント以上減り、38・4%。一方、西口・奉還町エリアでは67・4%と2・0ポイントの微減にとどまった。

  表町に行く人に目的を尋ねると、「イベントや催し」とした人が3・3ポイント増えたほか、「洋服や家電など大きな買い物」も1・0ポイントアップ。西口のアップは両目的とも0・5ポイント以下だった。

  イオン開業から3、6、12カ月目に、イオンを訪れた際の他エリア・施設への立ち寄り状況も質問した。表町の商店街と周辺商業施設では3カ月目は8・3%だったものの、6カ月目12・1%、12カ月目19・4%と漸増。駅前から表町への人の流れが次第に増している状況が浮かび上がった。

  商店246店への景況感に関する聞き取り調査では、「衰退している」と回答した割合は前回から大きく減ったものの、売り上げ増加につながったとした回答は少なかった。

  定例記者会見で調査結果を示した大森雅夫市長は「まだ十分ではないが、回遊効果が出つつある。にぎわいが岡山駅前に一極集中するのは望ましくない。ハード、ソフト両面で民間と一緒になってまちを変えたい」と述べた。

  調査は同市、岡山大、岡山商工会議所が共同で行った。
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2017年01月11日
ヨーカドー岡山店で閉店セール


2月28日で営業を終える岡山市中心部の大型商業施設・イトーヨーカドー岡山店(同市北区下石井)で11日、閉店セールが始まった。1998年11月の開業から18年余り。セール初日から名残を惜しむ買い物客でにぎわった。 「感謝の閉店セール」と銘打った第1弾。17日までの期間中、肌着や化粧品、紳士服、台所用品などを最大50%引きで販売。食品売り場では「サンキュー(ありがとう)」の語呂合わせで390円の総菜や飲料もそろえている。 初日は午前10時の開店前に約300人の行列ができた。店内には「閉店売りつくし」のポスターが掲げられ、訪れた主婦らが次々に商品を購入していた。主婦(51)は「開業当初からよく来ていた場所で、思い出深い。ここでしか買えない商品も多く、閉店は寂しい」と残念そうだった。 18日以降も週替わりでセールを実施する予定。森田高史副店長は「18年間、地域の方たちに支えられてきた。最後まで感謝の気持ちを込めて接客したい」と話していた。


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iPhone と Xperia (Androidスマホ) の2つスマホの比較(危機管理としての「スマホ 画面割れ」のケース)
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2016 1001

セブン&アイ 最終的な利益の見通しを下方修正  利益半減 晴れぬ「停滞の霧」  


セブン&アイ 最終的な利益の見通しを下方修正


流通大手のセブン&アイ・ホールディングスは、傘下の総合スーパーや百貨店などで売り上げの不振が続いていることから、来年2月までの1年間の最終的な利益の見通しを920億円減らして800億円に下方修正しました。



セブン&アイ・ホールディングスは30日、来年2月までの1年間のグループ全体の業績予想を下方修正しました。


それによりますと、売り上げは、これまでの予想から3670億円引き下げて、5兆7700億円に、最終的な利益は920億円、率にして53%余り引き下げた結果、800億円になる見通しだということです。


これは、イトーヨーカ堂とそごう・西武で売り上げが計画を下回っていることに加え店舗の資産価値を見直し、引き下げた分を損失として処理したためです。さらに、イトーヨーカ堂で衣料品の過剰在庫の評価を引き下げたことも業績の下方修正につながりました。


セブン&アイでは、苦戦が続く総合スーパーや百貨店事業を中心に経営の合理化を進めていますが、来週にも明らかにするグループ全体の経営改革の方針で収益強化の道筋を示せるかが問われています。


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セブン&アイ、利益半減 晴れぬ「停滞の霧」  


 「小売りの勝ち組」とされてきたセブン&アイ・ホールディングスがつまずいた。30日には2017年2月期の連結純利益が前期比50%減の800億円となると発表。大幅な下方修正の原因は、不振の百貨店とスーパー事業で606億円の減損損失を計上すること。巨額の減損計上をきっかけに出直せるのか——。市場は確信を持てていない。


■「これで終わるか分からない」


 業績下方修正を招いた百貨店事業は、リストラの真っただ中にある。傘下のそごう・西武は今期既にそごう柏店(千葉県柏市)など4店舗の閉鎖を決定。その他の店舗でも苦戦が続いており、不振店舗に関して減損損失122億円を計上する。


 セブン&アイは2005年にミレニアムリテイリング(現そごう・西武)を買収して百貨店事業を一気に拡大しようとしたが、買収に伴って計上していたのれんのうち、334億円を減損損失する。つまり、乾坤一擲の大型M&A(合併・買収)が当初のシナリオ通りの利益を上げられなかったことを意味している。


 もう1つの元凶が、創業期から続くスーパー事業。イトーヨーカ堂は不良在庫を処分するため下期に値下げなどを予定しており、これが110億円粗利を押し下げる。さらに、イトーヨーカ堂の店舗についても150億円の減損を計上する。


 企業会計の仕組みを考えれば、不振事業で減損を計上したり、在庫処分したりすれば翌期以降の費用が圧縮され、利益が出やすくなる。それでも、セブン&アイの場合、来期以降に「V字回復」を果たせるとは限らない。株式市場では、「店舗の収益力がすぐに回復するような施策が今のところ、見当たらない。本当に減損の計上がこれで終わるのかは分からない」(小売り担当の大手証券アナリスト)という声が出ているのだ。


■注目は「10.6」


 実際、イトーヨーカ堂は昨夏にも在庫圧縮のために90億円の費用を計上したが、今期にも追加の対応を迫られた。かつて衣料品に強かったイトーヨーカ堂がファーストリテイリングが運営するユニクロなどの専門店に押されるという構図は1990年代から続いている。


 イトーヨーカ堂は今年、20店の閉店も予定しているが、抜本的なてこ入れ策は見えていない。在庫の圧縮や閉店だけでは縮小均衡だけが続くことは明らかだ。


 セブン&アイは10月6日に予定されている2016年3〜8月期の決算発表で、てこ入れ策を打ち出す。鈴木敏文前会長から経営を引き継いだ井阪隆一社長が構造改革策を発表するとみられる。


 期待通りの計画を打ち出し、計画通り実行できるのか。スーパーや百貨店の現状が半年前以上に厳しくなっている中で、再成長のストーリーを見せられるか。「10.6」まで1週間を切った。


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参考

イオン 岡山 飲食  2017年  行列(人気)ランキング(夕食編) 食事 ディナー

イオンモール岡山 飲食  2017年  行列(人気)ランキング(昼食編)ランチ

岡山 「イオンモール岡山の開業効果が一段落したため」年末年始のJR利用客6年ぶり減
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2014年5月8日 

イオン、積極出店が呼ぶ地方商業圏の地殻変動と、グローカル経営で狙う地方との共存共栄



昨年末にオープンした「イオンモール幕張新都心」(千葉市)。イオンが本社近くに築いた城(旗艦店)として話題を呼んだのも束の間、3月16日、南海電鉄・和歌山大学前駅(ふじと台)にオープンした「イオンモール和歌山」(和歌山市中字楠谷)が日本一のクオリティーを実現したショッピングモールとして、流通業界で注目されている。


 しかし、この巨大モールの話題もすぐに霞んでしまうのではないかと思われるビッグプロジェクトが現在進行している。今秋11月にオープンを予定している「イオンモール岡山」である。竣工すれば、西日本最大のショッピングモールとなる。郊外を中心に展開してきたイオンモールにとっては、県庁所在地の中心駅前に位置する初の都市型店舗である。


 年間の来場者数は「イオンモール倉敷」を上回る2000万人以上を見込む。会社更生法手続き中のバイオ企業である林原から、岡山駅南側の土地を取得して現在建設している。直線距離15キロメートルほど西にある郊外型のイオンモール倉敷との立地的な競合を避ける狙い。地上8階、地下2階で、敷地面積4万6000平方メートル、延床面積25万平方メートル、営業面積は8万8000平方メートル。幕張新都心店と並ぶ旗艦店舗に位置づけられている。専門店350店舗をはじめ、シネマコンプレックス、岡山放送のスタジオ、約600席のホールも入居する予定。


 筆者は、神戸の国立と私立大学の研究所に所属する一方、岡山の私立大学でも教授を務めているため、東京駅から岡山駅まで毎週、新幹線で通勤している。そのため、首都圏と地方都市の両視点から、最新の経済・社会現象を比較的見地から把握できる。グローバル化が叫ばれ高度情報化時代に入った今、どこにいても情報を得ることができそうなものだが、今も主要マスコミのほとんどが東京に集中しているため、ウクライナの政情を知っていても、国内の県庁所在地で何が起こっているかについて東京のビジネスパーソンはほとんど知らない。インターネットを検索すればなんでもわかると思いがちなのも、ビッグデータ時代の死角といえよう。


 中でも首都圏の人々がほとんど目にすることがない情報として貴重なのが、ローカルテレビ局の番組だろう。YouTubeをはじめとする動画検索サイトでさまざまな映像が見られるとはいえ、地方に住むか、活動拠点を持っていないと、意外と重要な情報を見落としがちである。また、番組を見た直後にその内容について地元の人びとと語り合うことはおろか、現地にすぐ足を運び、自分の目で確認することは難しい。


●イオンモール出店を経済活性化につなげる

 4月2日の午後7時から、岡山ローカルのRSK(山陽放送)テレビが2時間特別番組『政令市5年の岡山・生かせるか! ビッグチャンス』を生放送した。イオンモール岡山開店による経済効果と地元老舗百貨店・天満屋を中心に拡がる岡山市街の商店街・表町(おもてちょう)の活性化について議論していた。ちなみに、伊原木隆太・現岡山県知事は天満屋・前社長で、現在は父・一衛氏が会長、その実弟である省五氏が社長を務めている。


 イオンモールができた各地では、商業地の地殻変動が起こっている。岡山でも周囲の商店街だけでなく、天満屋や駅前の高島屋、イトーヨーカドーも安穏としていられない状況だ。その危機感が同番組のテーマでもあった。表町商店街はイオンモールとの共存共栄を図り、買い物客の回遊性を促進し、これを機会に活性化できないかと前向きの姿勢を見せている。400年の歴史を誇る同商店街は、ブランド力を向上し「岡山の銀座」を目指すという。


 岡山はイオンモールの4番バッターとして登場してくるのだが、その前にリーディングヒッターが打点を稼ぐかのように、昨年以降、イオンは怒涛のごとくモールを新規出店している。前述の幕張新都心、和歌山に加えて、東員(三重県)、天童(山形県)、名古屋茶屋(愛知県/6月オープン予定)を、今秋には岡山だけでなく多摩平の森(東京都)、京都桂川(京都府)、木更津(千葉県)の開店を予定している。さらに、15年春にJR旭川(北海道)と北中城(沖縄県)、16年秋には東松本(長野県)を開く計画だ。田中角栄・元首相がぶち上げた「日本列島改造論」ならぬ、「日本流通改造論」を展開しているようにも見える。


●海外展開、新規分野参入も加速

 さらにイオンは日本にとどまらず、アジアを中心にグローバル化を加速している。中国、アセアン諸国等合計14カ国で小売事業や金融事業、サービス事業などを展開。さらに、日本、中国、アセアンにそれぞれ本社機能を設置し、新たな国・エリアへグループ一体となりビジネスを拡大している。まさに「グローバル流通改造論」を実践しているといっても過言ではない。


 また、イオンは4月1日から、通信サービスをセットにした低価格スマートフォン(高機能携帯電話)を総合スーパー「イオン」の携帯電話売り場で発売し、同社の多角化戦略があらためて注目されている。端末は米グーグルと韓国LG電子が開発した「Nexus 4」で本体価格は3万4080円(税抜、以下同)。これに基本料とネット定額を1560円にした携帯電話用ICカード「SIMカード」を組み合わせる。端末代金と基本料、定額のネット接続料を含め、携帯電話大手の半額以下の月額2980円で予約を開始した。


 イオンは、小売、ディベロッパー、金融、サービスをはじめとする事業群と、これを支えるITや商品、物流など、グループ横断的な共通機能会社から成る日本一の「総合流通グループ」(14年2月期連結営業収益は6兆3951 億円、前期比112.5%)になった。これらが有機的に結集することによって生まれるシナジーにより、さらなる成長を加速しようとしている。


●地域密着経営の推進

 最近、地域を重視しながらもグローバルな活動を展開することを表す造語として「グローカル」がよく使われるようになった。まさに、イオンはグローカル企業を目指している。地域の顧客とともに、環境保全や地域の食文化継承、ならびに地域行事にも参加し、施設を提供することで、地域文化の継承に取り組む。また、雇用創出や自治体との包括協力協定の締結など、地域経済の活性化に寄与するため地域密着経営を推進。そして、地域の優れた産品を国内外に広がる店舗網を活用して積極的に販売し、地域経済の振興に努めている。近年では日本の優れた食材を海外の店舗でも販売し、そのすばらしさをアピールしていることも注目に値する。


 イオンモール株式会社の経営理念には、次のように書かれている。


「イオンモールは、『輝きのあるまちづくり』を目指します。

 私たちは、パートナーとともに、輝きのあるまちを創造し、地域で生活する人々の、より彩りあるくらしの実現に貢献し続けます。

 ※輝きのあるまちとは、私たちが創る『驚き、感動、喜び』のある生活拠点によって魅力あふれる新しい生活があるまちのことを指します。

 ※パートナーとは地域社会、行政、NPO、テナント企業、協力企業、地権者、投資家など、街づくりにかかわるすべての人を指します」


 イオンの創業家・岡田屋には「大黒柱に車をつけよ」という有名な家訓がある。「家を支えている大黒柱は、本来動かしてはならないものだが、いつでも車をつけて家を動かせるようにしておけ」という意味である。時代、顧客ニーズの変化、人の流れに柔軟に対応し、店を移動せよ、過去の成功体験にこだわるな、と教えている。


 一部メディアは、この家訓を揶揄して、巨大なショッピングモールをつくっても、儲からなくなればすぐに撤退するのか、それでは企業としての社会的責任を果たしていないではないか、と指摘する。


 イオンモールが進出した地方都市では、完全にインフラとして定着している。ショッピングだけでなく、生活のさまざまな面でイオングループの便益を受ける「イオニスト」が増殖中。これほどまで地域に定着してしまえば、たしかに撤退されると地域住民は困る。だからこそ、イオンモールには持続的成長が求められる。イオンもそうありたいと考えている。


 しかし、イオンも盤石ではない。イオンモールの約70%は、25年までに人口が5%以上減る地域に立地しており、そうした地域は高齢化も著しい。


 いつの世でも、永遠に同じ形の商売が続くわけがない。長くても20~30年といわれる商業施設のライフサイクルを考えれば、いずれ、このインフラの大黒柱を動かさざるを得ないだろう。だが、その大黒柱をどう動かすかが肝心である。それは、撤退という形でなくなっているかもしれない。例えば、今、ファミリー主体のニュータウンでさえ、20~30年後には、高齢者中心のオールドタウンと化す。しかし、その頃には自動車の自動運転が普及していることだろうし、それを利用して、むしろ、歳をとると刺激を求めて、ショッピングモールへ出かけるようになると予測される。イオンモールは広すぎて歩くのに疲れるという高齢者に対しては、売り場と自宅、もしくは休憩スペースをネットで結び、ショッピングを中継するようなサービスも考えられる。


 技術にせよ、サービスにせよ、新しいものが出現すると、とかく負の局面に目が行きがちである。「イオン栄えて、街滅びる」という見方もその一つだろう。そうではなく、正の局面に注目し、「イオン栄えて、街も栄える」という構図を前提に、すべての関係者が「共創」することにより、日本の流通、そして社会が生まれ変わるのではないだろうか。


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2017
イオンモール岡山 (イオンスタイル)も 17日から254品目値下げ 食品や日用品  値下げ 平均10%
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