「ガール・パワー」岡山支部発足

女性が女性らしさを大切にしながら自由に活躍できる社会を目指す一般社団法人日本女子力推進事業団(通称ガール・パワー、事務局・東京)の、岡山支部が発足した。8月4日に岡山市内で発足記念セミナーがあり、代表理事で、夫婦・家族問題評論家の池内ひろ美さん(54)=東京在住、岡山市出身=が「自分らしく生きよう」と題して講演する。 日本女子力推進事業団は、国連が10月11日を「国際ガールズ・デー」と定めたことを受けて、2013年9月に発足。キャリア教育や起業に関するセミナー、女性の視点を生かした被災地支援、途上国の少女たちへのチャリティーイベントなどに取り組んでいる。一般的に女子力というと「美への向上心」「男性をひきつける力」と捉えがちだが、それだけでなく「自立した女性としての総合力」という意味を込めている。 岡山支部は大阪、神戸、横浜に続く4カ所目で、行政書士森脇史子さん(55)=岡山市=が代表を務める。森脇さんは仕事で夫婦関係に悩む多くの女性と接し、個人的には途上国の少女たちへの支援をしてきたことから、事業団の活動に共感し6月に支部を発足させた。今後、2、3カ月に1回のペースで、勉強会やセミナーの開催を考えている。 活動については「Girl Power Okayama」のフェイスブックでも情報発信。森脇さんは4人の子どもの母親でもあり「育児と仕事の両立に奮闘した経験が、同じように不安や悩みを抱える女性の役に立てれば」と話す。 記念セミナーは午後3時?5時で、会場はNTTクレド岡山(同市北区中山下)21階の「THE STYLE」。池内さんが、自分の売りや周囲にどう印象づけたいかを考える「セルフブランディング」について語る。定員100人。前売りは一般3千円、学生1500円。当日はいずれも500円増し。 問い合わせ、申し込みは行政書士森脇史子事務所に電話(086 221 0501)かファクス(086 221 0502)、メール(girlpower.okayama@gmail.com)で。