高梁で「成羽愛宕大花火」鮮やか  岡山


江戸時代から300年以上の歴史を誇る成羽愛宕(あたご)大花火が30日夜、高梁市成羽町下原の成羽川河川敷で開かれた。成羽発祥・備中神楽(国重要無形民俗文化財)の奉納に合わせ、夜空に鮮やかな大輪の花が咲き、趣向を凝らした仕掛け花火が川辺を彩った。 会場には、神楽の舞台・神殿(こうどの)が設けられ、ベテランの太夫らが伝統の舞を披露。色とりどりの打ち上げ花火2千発が光と音のショーを繰り広げた。 仕掛け花火は住民らが手作りした全10景で、巨大な“炎のカーテン”が広がる名物・大銀滝に観衆はうっとり。熊本地震被災者への応援メッセージ、NHK大河ドラマ「真田丸」などをテーマにした絵柄も次々に浮かび上がった。 倉敷市の男性(67)は「神楽と花火を楽しめるぜいたくで風流な祭り。また来てみたい」と話していた。 成羽愛宕大花火は備北商工会など各種団体の実行委が主催。成羽藩時代の1704(宝永元)年に始まったとされる。