斎藤愛美が陸上女子100初V 岡山 中国インターハイ(全国高校総体)

岡山県を主会場にした中国インターハイ(全国高校総体)は30日、岡山市のシティライトスタジアムなどで行われ、陸上女子100メートルで倉敷中央高2年の斎藤愛美が11秒78で初優勝を飾った。今大会全競技を通じて岡山勢初の栄冠。 6月にあった日本選手権の100メートルで2位に入った斎藤は、決勝で序盤から抜け出すと、後半は独走状態でゴールに飛び込んだ。表彰式後、「ずっと目標にしてきた大会で勝ててうれしい」と金メダルを手に笑顔を見せた。 この種目で岡山勢が優勝するのは6年ぶり。斎藤はアンカーを務める400メートルリレー(31日)、200メートル(8月1日)も優勝候補で短距離3冠が期待される。陸上はこの日、斎藤のほか、女子走り高跳び5位の中野愛梨(朝日高)ら4人が入賞した。 他の競技では広島市などで行われたサッカー女子の作陽高が2年ぶりの4強入りを決めた。

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陸上女子で斎藤初V、中野が5位


 中国インターハイ(全国高校総体)第3日は30日、岡山市のシティライトスタジアムなどで12競技が行われた。 岡山勢は陸上で女子100メートルの斎藤愛美(倉敷中央)が11秒78で初優勝し、走り高跳びの中野愛梨(朝日)が5位、5000メートル競歩の則本菜々子(岡山東商)は6位に入った。男子1500メートルの小松直生(水島工)と、女子100メートルの沢谷柚花(倉敷中央)はいずれも8位だった。 サッカー女子は作陽が準々決勝で星槎国際湘南(神奈川)を2?1で下し2年ぶりのベスト4進出を決めた。ソフトテニスの女子個人は黒田奈穂子・大塚香菜(就実)は8強入り。少林寺拳法は男子団体演武の岡山工が準決勝を突破し、決勝に進んだ。 陸上男子棒高跳びは江島雅紀(神奈川・荏田)が自身の高校記録を1センチ更新する5メートル43で優勝した。1500メートルの男子は遠藤日向(福島・学法石川)が3分47秒75、女子は高橋ひな(兵庫・西脇工)が4分15秒82で優勝。男子八種競技は丸山優真(大阪・信太)が6085点の大会新で頂点に立ち、女子5000メートル競歩は藤井菜々子(福岡・北九州市立)が23分17秒23で勝った。

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