10月に新見でA級グルメフェア 岡山


 新見市は30日、千屋牛肉やキャビアなど特産高級食材を紹介するイベント「新見A級グルメフェア」を10月9日に憩いとふれあいの公園(同市正田)で開くと発表した。今年は例年より1カ月前倒しで開催し、初めてピオーネも即売する。 JA阿新や市内事業者らが、千屋牛肉の串焼きやハンバーガー、イノシシ肉のステーキ、焼きさばずしを販売。白小豆を使ったようかん、ワイン、紅茶なども並ぶ。ANAクラウンプラザホテル岡山(岡山市)の中野大輔洋食料理長が手掛けた創作料理3種類を試食できるほか、千屋牛肉やピオーネが当たる抽選会もある。午前10時~午後3時。 今回、かつて国産漆の最高峰と評された特産の備中漆の容器に和食料理が入った高級弁当を企画。地元の木工芸作家川野正毅さんと同ホテルのコラボレーションで、新見市は「1個5万~6万円程度を予定し、20個限定で売り出す」としている。 フェアは2011年に始まり6回目。石垣正夫市長は「A級グルメのまちが誇る食材を多くの人に味わってもらいたい」と話している。