岡山市が超小型EV実証実験


 


岡山市は30日、9月下旬から3カ月間、市中心部で超小型電気自動車(EV)を活用する実証実験を行うことを発表した。小回りが利く特性を生かし、都市部でのカーシェアリングなど市内への導入の可能性を探る。 実験は2種類行い、カーシェアは10月24日~12月22日の予定。JR岡山駅西口周辺と表町商店街に1カ所ずつ貸し出し・返却拠点を設ける。計8台の超小型EVを置き、市中心部を訪れた市民や観光客に無料で貸し出す。必要なときだけ車両を借りる乗り捨て方式カーシェアの導入をにらんでおり、拠点以外に一時駐車できるスペースの確保も検討中。利用者の移動経路や立ち寄り場所を把握するほか、アンケートで利便性を調べる。 もう一つの実験は9月26日から11月11日までの予定。市中心部の民間企業や薬局をモニターとし、計4台を2週間から1カ月間貸し出し、業務での利用を試してもらう。 いずれもトヨタグループ開発の1人乗り車両コムスを使う。超小型EVは環境負荷の少なさや、公共交通と連携することでマイカー利用を抑制できると期待されているが、普及はこれから。市は昨年3~5月、市職員らを対象に公用への導入の可能性を実験した。本年度から3年がかりで具体的な活用策の確立を目指す。 市交通政策課は「実験を通じて超小型EVの認知度アップを図り、市民の新たな交通手段となるかを検証したい」と話す。