神々しい…雲海の本格シーズン到来 岡山・津山市 や 天空の城 (2つ 備中松山城・竹田城跡)


神々しい…雲海の本格シーズン到来 岡山・津山市

岡山県津山市東田辺の黒沢山(標高659メートル)で27日早朝、この秋初めて雲海が広がり、一帯は幻想的な雰囲気に包まれた。

 雲海は、放射冷却によって広域にできた霧が山などから見下ろすと、大海原のように見える現象。風の弱い晴れた日の朝に見ることができる。

 この日、山頂近くにある萬福寺の境内からは、津山盆地を囲む山々が霧の海に浮かぶ島となり、水墨画のような景色が広がった。

 同寺によると、雲海はこれから本格的なシーズンを迎え、1月ぐらいまで楽しめるという。
/////
岡山 女子旅 備中松山城 天空の城へ


 秋雨前線が小休止した晴れ間に、岡山県中西部の高梁(たかはし)市へ向かった。今年の夏はオリンピックの特別紙面のため、7月と8月は旅の企画を休んだので、およそ3か月ぶりの出張。まずは新幹線で岡山へ。そこから伯備線の特急「やくも」に乗って34分。備中高梁駅で待っていたのは。

高梁市は「備中の小京都」とも言われる城下町の風情が人気で、国民的映画「男はつらいよ」のロケが1971年(第8作)と83年(第32作)の2度も行われた町としても知られている。

そして最近では、臥牛(がぎゅう)山の頂にそびえる備中松山城の天守が、雲海に浮かぶように見える幻想的な光景が注目されている。今回の取材も、目的の一番目は「天空の城」だが、その前に市街地を歩いてみることにした。
 その案内を務めてくれるのが何と女性3人。備北バスのガイドさん1名と、高梁市観光協会で同市を全国にアピールする「高梁ist(たかはしすと)」が2名。旅取材ではかつてないほど明るくにぎやかで、華やかなメンバーで出発したが、何となく女子旅に同行させてもらった気分だ。

まずは市街地の西部を流れる紺屋(こうや)川美観地区へ。駅から歩いて15分ほどだ。かつては備中松山城の外堀で、石畳の河岸に降りると、透き通った水が流れている。川沿いには桜と柳の並木。周辺は昭和の面影が残る商店や、岡山県下で最古の高梁基督教会などがあって、どこか懐かしく心が安らぐ。
 市街地でもうひとつの見どころは頼久寺。石段を登って境内に入ると、かわい小僧さんの石像がたくさんあるのに気付いた。それぞれ動物を従えていたり、動物と遊んでいたり。動物は十二支そろっているというので探してみたが、蛇と未は発見できなかった。


実は十二支にこだわっている場合ではなかった。このお寺には国指定の名勝庭園があるのだ。本堂に入って廊下に出てみると、見事な枯山水が目に飛び込んできた。愛宕山を借景に、白砂敷には石組みの鶴島と亀島。街中にこういう庭園があるところは、まさに小京都だ。
 この庭園は関ヶ原の合戦の後、退いた毛利に代わって備中松山藩を治めた小堀遠州(建築家で作庭家で茶人で書家でもあった)の初期の作品とされている。この小堀遠州こそ、戦乱で荒れていた備中松山城を修築した人物なのだ。

さて、案内の彼女たちは、この名勝庭園をバックに驚くべきポーズを取ってくれたのだが、そこは今月28日発行のスポーツ報知(大阪本社版)で。そしていよいよ、天空の城へ向かって登ることになった。山道を歩いてたどり着いてみると、険しい岩山。その上に城郭が。どこかで見たような光景だが、その詳細も28日の紙面で。
 高梁市の観光についてはここからアクセス。
http://www.takahasikanko.or.jp/
/////
天空の城・竹田城跡に秋 たなびく雲海

兵庫県朝来市和田山町竹田の国史跡・竹田城跡で本格的な「雲海シーズン」が到来した。27日早朝には城跡がすっぽりと雲海に覆われ、朝日に照らされながら、刻一刻と表情を変えていった。

 秋から冬にかけ、夜間冷え込むほど発生しやすくなる。周辺では昨年、9月11回▽10月14回▽11月11回-の雲海が確認された。今年は天候に恵まれず、発生は少なめという。

 20年以上にわたって城跡を撮り続ける地元の鵤幹(いかるが・つよし)さん(70)は「城跡から360度見渡すのも、周りから城跡を眺めるのも、秋は霧が絡んで一層面白い」と話す。ただ、市竹田城課は「秋の発生率は高いが、雲海は運次第なので期待し過ぎないで」と呼び掛ける。

 11月末までの入城時間は午前4時~午後5時。同時期の土日と祝日は午前8時までマイカーの乗り入れが禁止され、和田山町枚田岡の「イオン和田山店」から「雲海バス」を利用する。10月9日は地元の秋祭りで入城できない。情報館「天空の城」TEL079・674・2120


/////
2つの「天空の城」(岡山と兵庫)=岡山・備中松山城 と 兵庫・竹田城跡= について
/////