笑顔あふれる「2016さん太マルシェ 地域へありがとう」 岡山


山陽新聞社(岡山市北区柳町)で29日始まった「2016さん太マルシェ 地域へありがとう」。バラエティー豊かなグルメや子ども向けイベントに、家族連れらの笑顔があふれた。 20階の社員食堂が開放され、岡山県内の高校生が、工夫を凝らしたケーキやクッキーなどスイーツを販売して人気だった。買った人は展望を楽しみながら味わった。 「高校生が頑張って作ったと思うと応援したくなる。とてもおいしい」と、清水白桃のジュレを食べた岡山市北区、公務員男性(31)。 子ども向けの催しも充実。9階には段ボールでできた恐竜の遊具が登場し、幼児や児童が元気よく遊んだ。さん太ホールは自分の描いた魚がデジタル技術で大画面を泳ぐ“水族館”になり、親子で訪れた岡山市の小3女子(9)は「ペンギンやカメが楽しそうに泳いでうれしかった」とほほ笑んだ。 さん太ギャラリーでは、川崎医科大付属川崎病院(岡山市北区中山下)の協力で小中学生が外科医、看護師の仕事を体験した。 1階特設コーナーでは人型ロボット・Pepper(ペッパー)がおもてなし。創刊からの山陽新聞の紙面が検索できる「アーカイブス」のコーナーも設けられた。 ◇ 30日の主な催し ◇ 【さん太広場】 ご当地グルメなどのブース▽フラメンコ、キッズダンスなどのステージ▽さん太、よう太との写真撮影(随時) 【さん太ホール】 オフィス星野グループのダンス公演(午前10時半-午後0時20分)▽描いた魚が大画面を泳ぐ「紙アクアリウム」(午後1時半-4時) 【9階大会議室】 科学のふしぎ実験コーナー(午前10時半-午後2時半)▽段ボール遊具コーナー▽47CLUBなどの展示販売 【20階社員食堂】 高校生がスイーツ販売 (内容、時間は変更することがあります)


/////
山陽新聞社のさん太マルシェ開幕


山陽新聞読者や地域への感謝イベント「2016さん太マルシェ 地域へありがとう」が29日、2日間の日程で岡山市北区柳町の山陽新聞社で始まった。「おいでんせぇー『食・遊・楽』」をテーマに飲食・即売ブースやステージショーなどさまざまなイベントがあり、午前中から多くの人でにぎわった。 さん太広場では、山陽新聞社の松田正己社長が「このイベントが読者との太い絆につながることを願っています」とあいさつし、人型ロボット・Pepper(ペッパー)を「もりあげ隊長」に委嘱した。 認定こども園白ゆり(岡山市北区辛川市場)の園児による太鼓演奏や、岡山南高(同奥田)書道部生徒のパフォーマンス、ダンスなどが次々披露され、会場は大いに盛り上がった。 同広場には「津山ホルモンうどん」など地元グルメを提供するテントがずらり。本社ビルの一部が開放され、20階の高校生のスイーツ販売や9階の物産展には買い物客が詰め掛けた。 家族3人で訪れた岡山市中区の会社員女性(31)は「20階からの眺めが良くてびっくり。新聞社に入る機会はめったにないので貴重な体験ができた」と喜んでいた。 最終日の30日は午前10時から午後4時まで開かれる。
//////