歳末助け合い美術展が会期終盤に  (天満屋岡山店6階葦川会館)


天満屋岡山店6階葦川(いせん)会館(岡山市北区表町)で11月1日まで開かれている「第69回歳末助け合い美術展」(山陽新聞社会事業団主催)は、会期終盤となった30日も熱心な愛好家が次々と訪れ、好みの作品を見つけて入札していた。 国内外で活躍する芸術家ら約570人の陶芸や絵画、工芸品など約750点を展示・販売。県重要無形文化財保持者の備前焼作家・金重晃介さん=備前市=の「備前足付菱形花入」、パリ在住の洋画家赤木曠児郎さん=岡山市出身=の「パスツール研究所記念博物館」など秀作が並んでいる。 夫婦で毎年訪れるという同市北区、会社員男性(63)は「多彩なジャンルの作品を鑑賞できるいい機会。心が安らかになれる書を落札し、居間や寝室に飾りたい」と話していた。 午前10時?午後6時(最終日は午後4時まで)。入場無料。落札結果は会期終了後、郵送で通知する。作品は11月5、6日に山陽新聞社(岡山市北区柳町)で代金と引き換える。落札後のキャンセルはできない。