人気古着屋集結のフリマへ行こう  岡山北区の奉還町商店街  「古着屋さんのフリマ」



 人気の古着店が集まるイベント「古着屋さんのフリマ」が20日、岡山北区の奉還町商店街で初めて開かれる。地域を盛り上げようと企画され、岡山県内をはじめ東京、大阪、愛知県などから28店が集結する。 奉還町商店街にある古着店「SWASTIKA」と古着をインターネット販売する「RUSHOUT」(岡山市北区上中野)が計画し、大規模なイベントにしようと知り合いの店に呼び掛けた。 会場は奉還町2丁目の約300メートル区間。有名ファッション誌にも取り上げられた「Shibuya“T”」(東京)、若者に人気の「古着屋JAM」(大阪)のほか、岡山勢は主催の両店を含む14店がブースを設ける。冬物を中心にセーター、パーカ、ダウンジャケット、マフラー、帽子などを販売する。タコス、カレー、パンケーキといった飲食店も登場する。 SWASTIKAの坪本耕介店長(32)は「ビンテージ(年代物)や最近はやりの1990年代ファッションなど幅広い種類がそろう」と言い、RUSHOUTの笹谷忠史社長(39)は「こだわりの店ばかり。親世代は懐かしく、若者には新鮮に見えるので、親子で訪れても楽しめる」と呼び掛ける。 時間は午前10時-午後4時。問い合わせはSWASTIKA(086 239 8111)。 漫画家平松伸二さんがちらしデザイン 20日に奉還町商店街で開かれる「古着屋さんのフリマ」をPRするイベントちらしは、漫画家平松伸二さんが手掛けた。 平松さんは高梁市出身で「ドーベルマン刑事」「ブラック・エンジェルズ」などのヒット作を生み出してきた。イベントを企画したRUSHOUTの笹谷忠史社長がSNS(会員制交流サイト)を通じて依頼、快諾が得られた。 「ブラック・エンジェルズ」に登場する松田鏡二が革ジャンを着て、「いんだよ 細けえ事は!!」と決めぜりふを発するデザイン。好評で、当初用意していた2千枚があっという間になくなったという。