岡山市街地 白いベールすっぽり



岡山県内は5日未明から朝にかけ、前日の雨で湿った空気が冷やされて濃い霧が発生した。岡山市街地で一時視界が500メートル以下になるなど、各地が白いベールに包まれた。 岡山地方気象台は同日午前3時15分、県内全域に濃霧注意報を発表(午前10時15分解除)。岡山市中心部では日の出とともに、濃霧の中にオフィスビル群が浮かび上がる幻想的な光景が見られた。交通機関も一部乱れ、JR瀬戸大橋線で20-5分の遅れが出た。 朝の最低気温は、玉野市11・7度、津山市8・1度、岡山市7・8度、倉敷市7・0度-など。各地で平年を8・0-3・2度上回り、10月中旬から11月中旬並みの暖かさだった。岡山地方気象台は「6日以降はほぼ平年並みの気温で推移するだろう」と予報している。