今年の一皿に岡山のパクチー料理   「ぐるなび総研」
パクチー 岡山



 飲食店情報サイトを運営するぐるなび(東京)は5日、今年の世相を最も反映した料理「今年の一皿」に、岡山県が主産地の「パクチー料理」を選んだと発表した。 パクチーは東南アジアなどで多く使われる香草。国内でも独特の香りや豊富な栄養などが注目され、サラダや鍋、カクテル、スイーツなど多彩なメニューに取り入れられている。生産者が増え、小売店で手軽に購入できるようになった点も評価された。 この日、東京で表彰式があり、生産者の植田輝義さん(41)=岡山市北区=が出席。会場には岡山産パクチーを使った春巻きやサラダが並んだ。植田さんは「岡山の新たな名物としてパクチーを広くアピールできた。一層質の高いものを作っていきたい」と話した。 岡山県内では岡山市北区玉柏・牟佐地区が主産地で、日本人が食べやすい香りの品種を11戸が計約5ヘクタールで栽培。年間20-25トンを出荷している。 今年の一皿は、月5700万人が利用するぐるなびサイトでの検索回数やアンケート、メディア関係者の意見を反映して選定した。準大賞は「日本ワイン」、特別国際賞はブラジルの肉料理「シュラスコ」、特別賞には「こうじ甘酒」「進化形餃子(ぎょうざ)」「ローストビーフ丼」が選ばれた。

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<今年の一皿>「パクチー料理」に決定 パクチストも登場

パクチー

 食をテーマに調査・研究を行う「ぐるなび総研」は5日、2016年「今年の一皿」に「パクチー料理」を選び発表した。サラダや鍋、カクテルなどさまざまなメニューが飲食店で展開されているほか、岡山県をはじめ国内生産も増えたことなどが理由。準大賞には「日本ワイン」が選ばれた。

 パクチー料理は今年、愛好家を「パクチスト」と呼ぶ造語も生まれるほど人気に。飲食店のほか、レトルト食品やスナック菓子などの商品化も進み、一般家庭にも広く浸透したことも受賞の理由となった。ぐるなび総研では、パクチーをはじめとするさまざまな野菜が、これまで以上に食事の中心的な存在として取り入れられることが期待できるとみている。

 パクチーは、ベトナムや中国、メキシコなどさまざまな国の料理に利用されており、その国の一つタイでは、葉から根まですべてを使用するという。来賓として出席したタイ大使館のバンサーン・ブンナーク氏は、「来年はタイと日本の修好130周年の年であり、記念すべき年の前に『パクチー料理』が選ばれ光栄」と感謝の言葉を述べた。また、10月13日に死去したプミポン前国王の誕生日が12月5日ということに触れ、「タイの国民にとって励みになる」と話した。

 パクチーの国内有数の生産地、岡山県からは同東京事務所の藤本悌弘所長があいさつ。「岡山のパクチーは、日本人の口に合うようにマイルドなのが特徴。おいしいパクチーを“パクチャン”召し上がれ」とPRした。

 「今年の一皿」は、飲食店情報サイト「ぐるなび」にアクセスしたユニークユーザーの検索結果などから、話題のキーワードを抽出。メディア関係者の審査を経て、15のノミネートワードを選定し、この中から「今年の一皿」が選ばれた。

 ◇「今年の一皿」の受賞は次の通り。

 今年の一皿「パクチー料理」▽準大賞「日本ワイン」▽特別国際賞「シュラスコ」▽特別賞「こうじ甘酒」「進化形餃子」「ローストビーフ丼」

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