岡山「コミックバトル」30周年  岡山ドーム 「コスプレバトル」


漫画同人誌の販売やコスプレのステージを繰り広げるイベント「ぶちすげえコミックバトル」。岡山県内のアニメファンらでつくる実行委が岡山市内で定期開催し、3月で30周年を迎える。毎回約2千人が訪れる人気ぶりで、メンバーは「継続し、オタク文化を守っていきたい」と、節目を前に決意を新たにしている。 29日、第95回が岡山ドーム(同市北区北長瀬表町)で開かれた。アイドルや剣士風のファッションをした若者が写真を撮り合い、交流を楽しむ。ステージでは人気イベント「コスプレバトル」があり、アニメなどのキャラクターになりきりダンスを披露。声優の声に合わせた寸劇もあり、キャラクター同士が抱き合うと悲鳴にも似た歓声が上がった。 倉敷市の介護士男性(22)は漫画「東京(トーキョー)喰種(グール):re」の佐々木琲世に扮(ふん)して参加。「違う自分になれるのが楽しい。好きなキャラクターのコスプレをしている人に『一緒に写真を撮りましょう』と声を掛けて、仲良くなることもある」と話す。 「ぶちすげえ?」は実行委代表の歯科技工士岡本宏志さん(54)=笠岡市=が1987年、岡山武道館(岡山市北区いずみ町)で初開催。年1回だったのを来場者の要望で増やし、現在は5回ペースで行う。 口コミや「You Tube」にアップした会場の様子を映した動画などで評判が広がり、県外からも訪れる。親子2代にわたる参加も珍しくないという。最近はやりのコスプレは、フィギュアスケートを題材にしたアニメ「ユーリ!!! on ICE」、アイドル活動をする女子高校生たちの成長と奮闘を描いたアニメ「ラブライブ!」だそうだ。 イベントの人気について、岡本さんは「同じ価値観を持った人間が集まり、一緒にとことん楽しめる安心感では」とみている。 30周年記念イベントは3月26日に岡山ドームで開催。時間は午前11時-午後3時。入場料700円。詳細は「岡山コミックイベント連合」のホームページで。