岡山 倉敷市、3市合併から半世紀

(中国地方で広島、岡山市に次ぐ3番目の規模を誇り、地域をけん引する。」なら、「政令指定都市」をめざせばいいかも?   中国地方で、3番目の 「政令指定都市」?)


 倉敷市は1日、旧倉敷、児島、玉島の3市合併から50周年を迎えた。 旧3市の市制施行は、倉敷が1928年と最も早く、次いで児島が48年、玉島が52年。今から半世紀前の67年2月1日、旧3市は対等合併し、新しい倉敷市が誕生した。 当時、日本は高度経済成長の真っただ中。倉敷市は水島コンビナートを市勢発展の強力なエンジンとして歩み、恵まれた税収を活用して施策を展開してきた。 白壁の町並みで知られる美観地区には、日本初の西洋近代美術館・大原美術館などが並び、国内外から多くの観光客が訪れる文化観光都市としても成長した。 2002年4月、全国30番目の中核市に移行。岡山県から環境や都市計画分野の事務・権限などが移譲され、より自立度の高いまちづくりが可能になった。 人口は旧3市合併時、30万7603人。その後、周辺4町村の編入合併もあり、2016年12月末現在で48万4174人。中国地方で広島、岡山市に次ぐ3番目の規模を誇り、地域をけん引する。 伊東香織市長は「先人がつくり上げた歴史を振り返り、全市民が愛着と誇りを持って住み続けられるように50周年の今年を大切にしたい」とし、記念事業を2017年度当初予算案に盛り込む方針だ。