岡山県警「ポリスDJ」少年非行防げ


 岡山シティエフエム(岡山市北区中山下、愛称・レディオモモ)は県警と共同で、新番組「出動!ポリスDJ」を13日から月2回放送する。県警少年課員がパーソナリティーを務め、多様化する少年問題への対策などについて、各回ごとに招くゲストと話し合う。 全国下位の少年非行率の改善を図ろうと、県警と同局が企画。少年課の草壁毅警部補(38)が進行役、少年補導員の下岡真弓さん(32)がアシスタント役を担う。コミュニティーサイトが絡む児童ポルノ被害やネットいじめ、薬物乱用といった青少年にまつわる問題を取り上げ、少年警察協助員らゲストと一緒に対策を考える。 3日にあった初回の収録では、島村裕史・県警少年課長がゲスト出演。進学・進級時期の新たな仲間との出会いが非行のきっかけとなる恐れや、地域の見守りによって芽を摘む必要性などを話した。 草壁警部補は「大人に少年たちの手本となってもらえるよう親世代の心に残る放送を目指す」と話している。 放送は毎月第2、4木曜日の午後0時45分から15分間で、9月末までの予定。 レディオモモはパソコン、スマートフォンでも聞ける。詳しくは同局ホームページ。