岡山  和気駅でも「瑞風」初停車を歓迎
岡山駅 瑞風



 JR西日本の豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)」が27日午後、県東部の和気駅に初めて停車した。乗客の乗り降りはなかったが、大森直徳町長をはじめ町職員や町立和気にこにこ園の園児ら約100人が町特産のこいのぼりなどを持って出迎えた。

JR西の岡山支社によると、瑞風の5コースのうち下関駅―大阪駅・京都駅を通る「山陽コース(上り)1泊2日」は和気駅で時間調整で15分ほど停車する。瑞風のホームページでも車窓から見える和気の田園風景が「日本の原風景」として紹介されている。

 午後2時前に瑞風が入線すると、大人たちが「ようこそ日本一の藤のまち和気町へ」と書かれた横断幕を掲げ、園児らは小型のこいのぼりを振った。手を振り返す乗客もいて、有吉はなねさん(5)は「お客さんが見えてうれしかった。また来て欲しい」と話した。

瑞風 列車