岡山にラーメン店「乙」 鶏白湯ラーメンとユニークな張り紙もSNSで話題に

 岡山の柳川交差点にラーメン店「濃厚鶏白湯拉麺(のうこうパイタンラーメン)乙OTSU」(岡山市北区蕃山町1)がオープンして1カ月が過ぎた。

 濃厚鶏白湯拉麺

 中央町店、人情屋台大雲寺の店舗に続き3店舗目の出店となる同店。

 店主の西井隆之さんによると、約5年前、当時の勤め先だった「中華快席福幸」を引き継ぎ、北区田町にオープン。その後、2店舗目の出店も検討したが後進を育てる難しさから品数の少ないラーメン店を始めることにしたという。

 SNSでは、1号店をオープンした昨年7月から繁華街で飲んだ客の投稿をきっかけに話題となった。店内には、「ミシュランお断り」「冷やし中華はじめたいです」などのユニークな張り紙も並ぶ。

 西井さんは「スープは鹿児島の桜島鷄を使い、新鮮な状態でスープにしているので臭みがなく濃厚な白いスープが採れる。トッピングはスープをベースに中華の料理人と相談し、ネギではなくタマネギ、チャーシューではなく鶏肉、キクラゲやカイワレを添える」と話す。

 メニューは、看板メニューの「濃厚鶏白湯拉麺」(750円)をはじめ、「究極の坦々麺」(850円)、「濃厚鶏白湯つけ麺」(900円)など。このほか、味玉、レモン(以上100円)などのトッピング、とろろ飯(300円)、白ご飯(大=200円、中=150円、小=100円)を用意する。スープはあっさり、濃厚、100円追加で豆乳の3種類を用意する。

 「女性に人気は、豆乳スープのレモン載せ。男性は白ご飯の大を頼まれる人もいるが、とんでもない量なので気をつけてほしい」と西井さん。

 営業時間は11時30分〜22時。