梅雨期豪雨の県内被害1.2億円 岡山

 岡山県は24日、今年の梅雨期の豪雨による県内の道路、河川の被害状況をまとめた。赤磐市内の護岸が崩壊するなど被害総額は約1億2260万円に上った。 県中部を中心に豪雨が目立った6月29日〜7月10日で集計。道路被害は高梁市、吉備中央町、久米南町の計26カ所で発生した。地盤が緩んで路面に亀裂が入ったり、のり面が崩れたりし、被害金額は約7110万円となった。 河川は赤磐市と吉備中央町の2件。このうち赤磐市長尾の両宮(りょうぐう)川は増水で護岸が140メートルにわたって崩壊し、被害金額約5150万円の大半を占めた。 県は被害箇所が災害復旧事業として国の補助が受けられるよう準備を進めており、防災砂防課は「さらに被害が広がらないよう迅速な補修に努める」としている。